セルティックスがNBA新記録樹立も射程圏内のハイペースで3ポイントを量産中

チーム最多の3ポイントを決めているホワイト[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　ボストン・セルティックスは、3月30日（現地時間29日、日付は以下同）に敵地フロストバンク・センターでサンアントニオ・スパーズを121－111で下し、連勝を8へと伸ばした。

　セルティックスではジェイソン・テイタムがゲームハイの29得点に10リバウンド8アシスト、ドリュー・ホリデーが21得点6リバウンド6アシスト、ルーク・コーネットが15得点16リバウンド4アシスト、ジェイレン・ブラウンが14得点4アシスト、デリック・ホワイトが13得点8リバウンド6アシスト、クリスタプス・ポルジンギスが11得点8リバウンド2ブロック、サム・ハウザーが11得点を記録。

　この日でレギュラーシーズン82試合のうち74戦目を終えたセルティックスは、30日終了時点でいずれもリーグ最多の平均3ポイントシュート成功17.9本、3ポイント成功1323本と、2位以下を大きく引き離している。

　レギュラーシーズン残り8試合の時点で、今シーズンのセルティックスは平均3ポイント成功数で2020－21シーズンのユタ・ジャズ（16.74本）を上回るNBA歴代トップのペース。今シーズンの成功率37.0パーセントでもリーグ8位で上位にいる。

　さらに3ポイント成功1323本は、2018－19シーズンのヒューストン・ロケッツと並んでNBA歴代3位タイ。この上にいるのは2023－24シーズンのセルティックス（1351本）、2022－23シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズ（1363本）のみ。

　選手個人で見てみると、ホワイトが244本でリーグ4位、テイタムが238本で同6位、ペイトン・プリチャードが237本で同7位と、リーグトップ10に3人も送り込んでいる。

　1シーズンにおけるセルティックスの最多3ポイント成功記録は2016－17シーズンにアイザイア・トーマスが残した245本のため、4月1日のメンフィス・グリズリーズ戦でホワイトが出場すれば、球団新記録を樹立することになるかもしれない。