キャブス、レギュラーシーズン60勝に到達…15年ぶり、チーム史上3度目の快挙

レギュラーシーズン60勝を達成したキャバリアーズ（写真は1月のもの） [写真] = Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　3月31日（現地時間30日、日付は以下同）、クリーブランド・キャバリアーズはホームのロケット・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。直前の試合でデトロイト・ピストンズに敗れているキャブスは、この試合までの戦績を59勝15敗としており、60勝到達がかかった大一番をホームで迎えることとなった。

　キャブスのスターターは、ドノバン・ミッチェル、エバン・モーブリー、ダリアス・ガーランド、ジャレッド・アレン、マックス・ストゥルースの5名。一方、ケガの影響でカワイ・レナードを欠くクリッパーズは、ノーマン・パウエル、イビツァ・ズバッツ、ジェームズ・ハーデン、デリック・ジョーンズJr、クリス・ダンが先発に名を連ねた。

　第1クォーターを37－25で終えたキャブスだが、第2クォーターにクリッパーズの反撃を受ける。前半だけで24得点をマークしたパウエルを中心にクリッパーズの猛攻を浴び、どうにかリードを守ったキャブスは68－64の4点差で試合を折り返した。後半もクリッパーズの追い上げを何度も受け、一時は1点差まで詰め寄られたキャブスだったが、最後まで逃げ切り最終スコア127－122で勝利を収めた。

　キャブスはこの試合、24得点12リバウンド7アシスト4スティールを記録したミッチェルと、25得点12リバウンド3アシスト2スティールを記録したアレンの2人がダブルダブルをマーク。クリッパーズはパウエルが34得点、ズバッツが14得点13リバウンドを記録している。

　この勝利によりキャブスは今シーズンの戦績を60勝15敗とし、フランチャイズ史上3度目となる60勝到達を達成。キャブスがレギュラーシーズンで60勝を成し遂げたのは、2009-10シーズン以来15年ぶりとなる。

　なお、レブロン・ジェームズ（ロサンゼルス・レイカーズ）やシャキール・オニール（元ロサンゼルス・レイカーズほか）を擁した2009-10シーズンのキャブスは、レギュラーシーズンを61勝21敗で終え、プレーオフではカンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに敗れている。シーズン序盤から好調を維持している今シーズンのキャブスは、レギュラーシーズンの総合戦績やプレーオフにおいてこの記録を超えることができるか。

　キャブスは次戦、4月3日にホームでニューヨーク・ニックスを迎え撃つ。