2025.03.23

キャブス、16連勝直後に今シーズン初の4連敗…ミッチェル「全て僕に責任がある」

クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル [写真] = Getty Images
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 3月22日(現地時間21日、日付は以下同)、クリーブランド・キャバリアーズは敵地でフェニックス・サンズと対戦し、112-123で敗戦を喫した。キャブスは17日のオーランド・マジック戦以降勝ち星を挙げられておらず、今回の敗戦により今シーズン初の4連敗を喫することとなった。

 キャブスは2月6日のデトロイト・ピストンズ戦から3月15日のメンフィス・グリズリーズ戦まで1カ月以上にわたり勝ち星を挙げ続け、フランチャイズ史上初となる16連勝を記録したばかりであった。レギュラーシーズン終盤を迎える中で大記録直後の不振にあえぐこととなったキャブスだが、チームの主力であるドノバン・ミッチェルは試合後のインタビューで次のようにコメントしている。

「僕に責任がある。リーダーがしっかりやらないと、こういう結果になる。僕たちは今よりもよいディフェンスをしなければいけないし、リバウンドもそうだ。ただ、何よりも僕自身が求められているプレーを果たさなければ、僕たちは望んでいる場所に辿り着くことができない」

 サンズのケビン・デュラントはこの試合42得点と爆発し、この試合によりNBA史上2人目となる「全チーム相手に40得点以上を記録した選手」の仲間入りを果たすという大記録も達成している。一方のミッチェルは7得点4リバウンド3アシストと不発に終わり、特に得点面においてはフィールドゴール成功率11.1パーセント(18本中2本成功)、3ポイントは8本の試投が全て外れるという大ブレーキとなった。ミッチェルはこの点について苛立ちを露わにしている。

「僕がもっと良いプレーをしなければならない。それだけだ。他の原因を挙げることもできるかも知れないね、KD(デュラント)に30得点以上許してしまった、とか。でもそんなことはどうだっていいんだ。全て僕に責任がある」

 インタビューでは「自分の能力に対する自信を失っていない」と前を向き、「僕がこれまで果たしてきたようなことをしなければ、いつでも今日のような結果は起こる」と自身に檄を飛ばした。

 キャブスの戦績は23日終了時点で56勝14敗(勝率80パーセント)であり、2位のボストン・セルティックスに5ゲーム差をつけイースタン・カンファレンス首位をキープしている。前年王者を背後に控えながら、キャブスはレギュラーシーズン終盤をどのように戦い抜き、プレーオフに臨むことができるか。

 キャブスは次戦、24日に敵地でユタ・ジャズと対戦する。

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