2025.03.23

NBA史上2人目の快挙…デュラントが「全チーム相手に40得点以上挙げた選手」に

デュラントが史上2人目となる大記録を達成 [写真] = Getty Images
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 3月22日(現地時間21日、日付は以下同)、フェニックス・サンズはホームでクリーブランド・キャバリアーズと対戦。イースタン・カンファレンス首位のキャブス相手に競り勝ち、最終スコア123-112で金星を挙げた。

 サンズの“ビッグ3”の一角であるブラッドリー・ビールは欠場となったが、デビン・ブッカーが17得点10アシストのダブルダブル、ケビン・デュラントが42得点6リバウンド8アシスト1ブロックをマークし、チームを牽引した。

 デュラントはこの試合の記録により、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)に続き史上2人目となる「リーグの全チーム相手に40得点以上を挙げた選手」となった。なお、レブロンは2023年1月にこの記録を達成している。また、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)は過去に自身が所属していたヒューストン・ロケッツを残して29チーム相手に40得点以上を挙げている。

 デュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団し、2016年に移籍したゴールデンステイト・ウォリアーズでは2度のリーグ制覇を達成。その後ブルックリン・ネッツを経て、2023-24シーズンからサンズの一員としてプレーしている。今シーズンはこれまで58試合に出場し、平均スタッツは26.6得点6.1リバウンド4.4アシスト1.2ブロックをマーク。36歳にして未だにリーグ屈指のパフォーマンスを発揮しているデュラントが、今回新たにNBAの歴史に名を刻んだ。

 サンズの戦績は23日終了時点で34勝37敗(勝率47.9パーセント)であり、ウェスタン・カンファレンス10位につけている。かろうじてプレーイン・トーナメント出場圏内という現状だが、キャブス戦の勝利で3連勝中のサンズは、デュラントの大記録を契機にここからプレーオフに向けて調子を上げることはできるか。リーグ終盤のデュラント率いるサンズに注目したい。

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