2025.03.24

レイカーズ、ディフェンス崩壊しブルズに146点を献上…指揮官「今季最悪の守備」

レイカーズのヘッドコーチを務めるJJ・レディック [写真] = Getty Images
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 3月23日(現地時間22日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでシカゴ・ブルズと対戦。ケガにより戦線離脱していたレブロン・ジェームズ八村塁の復帰試合となったが、最終スコア115-146で大敗を喫した。

 ブルズは先発メンバー5人を含む計7選手が2ケタ得点を記録し、コービー・ホワイト(36得点)とマタス・ブゼリス(31得点)がともに30得点以上を挙げている。さらに、ジョシュ・ギディーは15得点10リバウンド17アシスト8スティールとクアドルプル・ダブル(4項目で2ケタのスタッツを残すこと)一歩手前に迫る活躍を見せた。

 シーズンを通して守備の要を務めていたレブロンと八村の2人が戻ったにも関わらず、ディフェンスが崩壊したレイカーズはブルズに大量得点を許した。さらにターンオーバーも嵩み、ブルズの10に対しレイカーズはチーム合計で21ものターンオーバーを記録している。

 レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)は試合後の記者会見に応じ、今回の試合結果について次のようにコメントしている。

「ペイントエリアで44失点だ…。試合を通してターンオーバーを続け、相手のトランジションを許してしまった。コンテスト(シュートに対しチェックすること)もひどかったと思う。前半、相手の3ポイントは22本中5本の成功だった。それが後半は19本中14本成功にまで伸びている」

 レディックは続けて、「僕は自分のチームを愛している」と前置きした上で「おそらく今シーズン最悪の、ここ3カ月間で言えば間違いなく最悪のディフェンスだった」と酷評し、ディフェンスの重要性を説いた。

「今シーズン、1月以降の成功の要因はチーム全体のディフェンスに対する意気込みにあった。チーム全体でディフェンスに取り組み、各選手がボールに対してプライドを持ってディフェンスにかかり、どんな要求に対してもプライドをもって実行することができていたんだ。この先の3週間で成功を収め、ポストシーズンの出場権を手にできるかどうかは、こういうことができるかにかかっている」

 レイカーズは23日終了時点でウエスタン・カンファレンス4位(43勝27敗)。同カンファレンス2位以降にはヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツに続き、メンフィス・グリズリーズやゴールデンステイト・ウォリアーズらが上位を争いひしめき合っている。レブロンと八村が復帰した今、レイカーズはどこまで戦い抜くことができるか。

 レイカーズは次戦、敵地でオーランド・マジックと対戦する。

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