2025.05.14

ニックスの主将ジェイレン・ブランソンがプレーオフ第4クォーターの得点でコービー超え

勝負強さが光るブランソン(右)[写真]=Getty Images
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 5月13日(現地時間12日、日付は以下同)。ニューヨーク・ニックスは、ホームのマディソン・スクエア・ガーデンでボストン・セルティックスとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦を121-113で制し、シリーズ戦績を3勝1敗とした。

 ニックスでキャプテンを務めるジェイレン・ブランソンはチームトップの39得点12アシストに5リバウンド、ミケル・ブリッジズが23得点7リバウンド3アシスト4スティール、カール・アンソニー・タウンズが23得点11リバウンド、OG・アヌノビーが20得点をマーク。

 このシリーズで両チーム最多の平均28.0得点7.8アシストを誇るブランソンは、第4戦の第3クォーターで18得点の集中砲火を見せたほか、第4クォーターでも8得点を奪い、後半だけで26得点を荒稼ぎした。

 通算5度目、ニックスで3度目のプレーオフを戦うブランソンは、今年10試合を終えて平均30.1得点8.0アシストを記録。さらに第4クォーターでリーグ最多の平均10.2得点を残し、計102得点に到達。

 1シーズンのプレーオフにおいて、最初の10試合で第4クォーターに100得点を超えたのは2001年と2003年のコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)とブランソンのみ。しかもコービーがいずれも100得点だったことから、ブランソンは“コービー超え”となった。

 15日に敵地TDガーデンで行われる第5戦。ニックスが勝って4勝1敗でシリーズ突破を飾れば、2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出となるだけに必見だ。

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