
2025.06.05
ニューヨーク・ニックスは、デトロイト・ピストンズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドを4勝2敗で制し、3年連続のイースタン・カンファレンス・セミファイナルへと駒を進めた。
このチームが3年連続でプレーオフ1回戦を突破したのは、1992年から2000年までの9年連続以来のこと。イースト3位の51勝31敗でレギュラーシーズンを終えたニックスは、5月6日(現地時間5日、日付は以下同)から幕を開けるボストン・セルティックスとのシリーズで、2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出を目指す。
そのチームでキャプテンを務めるジェイレン・ブランソンは、ピストンズとのシリーズで両チームベストの平均31.5得点に4.0リバウンド8.2アシストをマーク。4月30日の第5戦こそ16得点に終わるも、そのほかの5試合ではいずれも30得点以上を奪った。
そして2日の第6戦ではシリーズベストの40得点に4リバウンド7アシストでニックスをけん引。試合終盤にはアサー・トンプソンを鮮やかに振り切り、残り5.1秒にシリーズに決着をつける3ポイントシュートを放り込んでみせた。
ニックスのオールスターガードは、昨年のプレーオフ1回戦でもフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第6戦で41得点3リバウンド12アシストと、シリーズを締めくくる重要な一戦で大暴れ。しかもどちらもアウェーゲームで記録していた。
『OptaSTATS』によると、NBAプレーオフのシリーズに決着をつけたアウェーゲームで、40得点5アシスト以上を2度も記録したのはブランソンとマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)のみだという。
メンタルタフネスと得点力、そして勝負強さも持ち合わせたブランソンを中心に、カール・アンソニー・タウンズやOG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハート、ミッチェル・ロビンソン、マイルズ・マクブライドらを擁するニックスが、昨シーズンの王者相手にどんなシリーズを繰り広げるのかは必見だ。
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