2025.06.25

セルティックスがポルジンギスをホークスへトレード…ホリデー放出の直後、大胆なチーム再編は続く

ストレッチ5のポルジンギス(中央)がホークスへトレード[写真]=Getty Images
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 6月25日(現地時間24日)、ボストン・セルティックスアトランタ・ホークスブルックリン・ネッツの3チーム間でトレードが成立。セルティックスの主力ビッグマンであるクリスタプス・ポルジンギスがホークスへ移籍すると報じられた。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。

 報道によると、セルティックスからホークスにポルジンギスとドラフト2巡目指名権、ホークスからネッツにテレンス・マンと全体22位指名権、ネッツからセルティックスにジョージ・ニアンと2巡目指名権が譲渡。セルティックスは直近に先発ガードのドリュー・ホリデーをポートランド・トレイルブレイザーズへトレードしており、大胆な動きを続けて見せる形となった。

 ラトビア出身で現在29歳のポルジンギスは、218センチ109キロのセンター。アウトサイドシュートも得意とするリーグ屈指の“ストレッチ5”であり、セルティックスへ加入した2023-24シーズンには自身初の優勝を手に。今シーズンは1試合平均19.5得点6.8リバウンド2.1アシストに加え、3ポイントシュート成功率ではキャリアハイの41.2パーセントを記録。プレーオフでの活躍も期待されていたが、長引く体調不良のため、プレータイムは制限されていた。

 ジェイソン・テイタムのアキレス腱断裂を契機として、チーム再編の動きを以前から見せていたセルティックス。ポルジンギスとホリデーの2名をトレードしたことにより、膨れ上がっていた主力陣のサラリーにも余裕を持たせることに成功している。

 ホークスにはエースガードのトレイ・ヤングや、今シーズンの最優秀守備選手賞にも輝いたダイソン・ダニエルズなど、実力ある若手選手が多数在籍。ポルジンギスの加入がどれだけの相乗効果を生むか、注目しておく必要がありそうだ。

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