2025.06.25

ドラフトトップ指名が濃厚なフラッグ…レブロンは「フロアでいろんなことをこなせる」と称賛

ドラフト全体1位指名が確実視されているフラッグ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 6月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズレブロン・ジェームズ、スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)によるポッドキャスト番組“Mind the Game”の最新エピソードが公開された。

 26日にバークレイズ・センターで開催される「NBAドラフト2025」初日の1巡目指名で、ダラス・マーベリックスがデューク大学クーパー・フラッグを全体1位指名することが確実視されている。

 206センチのフォワードは、2024-25シーズンにいずれも同大トップの平均19.2得点7.5リバウンド4.2アシスト1.4スティール1.4ブロックを残し、NCAAトーナメントではファイナル4(準決勝)へ導いた。

 予想どおりフラッグが全体1位指名されれば、2003年にクリーブランド・キャバリアーズから全体1位指名されたレブロンに次いで、NBA史上2番目の若さでトップ指名される選手となる。そんなフラッグについて、レブロンは番組内でこう称えていた。

「俺は彼が偉大な選手になりたがっていると、個人的に見ている。デュークでとんでもないシーズンを過ごした。あの男はフロアでいろんなことをこなせるんだ。ボールを持っても、ボールなしでもプレーできる。彼のジャンプショットは今後も上達し続けていくだろう。それにものすごい運動能力の持ち主なんだ」

 レブロンが入団する前年の2002-03シーズン。キャバリアーズはリーグワーストタイの17勝65敗で低迷していて、レブロンは1年目に平均20.9得点5.5リバウンド5.9アシスト1.6スティールを残して新人王に輝くも、プレーオフ初出場を飾ったのは3年目の2005-06シーズンのこと。

 その一方、フラッグが入団する可能性が濃厚なマブスはウェスタン・カンファレンス10位の39勝43敗でレギュラーシーズンを終え、プレーオフ進出まであと1勝に迫ったチームということもあり、レブロンはこうも語っていた。

「彼には利点がある。俺の時とは違って、彼の加入するチームは(将来の)殿堂入り選手たち、クレイ・トンプソンアンソニー・デイビスカイリー・アービングがいるんだ。最初からね。それに殿堂入りコーチのジェイソン・キッドもいる」

 ドラフト初日を翌日に控えた25日。フラッグはニューヨークでメディア対応をしており、26日に世界中から注目されるドラフト本番を迎える。レブロンが現役続行すればNBA歴代最長のキャリア23シーズン目となるだけに、両者がコート上で競演する日が訪れることを楽しみに待ちたいところだ。

NBAの関連記事