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2025.07.14
昨季ウィザーズとキングスでプレーしたバランチュナス[写真]=Getty Images
7月14日（現地時間13日、日付は以下同）。デンバー・ナゲッツは、サクラメント・キングスとのトレードが正式に成立したことを発表。この動きで、ナゲッツはダリオ・シャリッチを手放し、ヨナス・バランチュナスを獲得することとなった。
このトレードは、もともと今月2日に『ESPN』が合意と報じたもので、ギリシャのパナシナイコスがバランチュナス獲得を狙っていて、NBAから引き離そうとしていた。
今後2年で約2040万ドル（約29億9880万円）の契約を残しているバランチュナスにとって、完全保証されているのは今シーズンの約1040万ドル（約15億2880万円）のみだったが、ナゲッツは契約最終年の1000万ドル（約14億7000万円）も支払う見込みと『ESPN』が報じている。
ナゲッツは、今オフに入ってマイケル・ポーターJr.とドラフト1巡目指名権を差し出し、ブルックリン・ネッツからキャメロン・ジョンソンを獲得。さらにFA（フリーエージェント）戦線でブルース・ブラウンとティム・ハーダウェイJr.の獲得にも成功。
ニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレー、アーロン・ゴードン、クリスチャン・ブラウンの脇を固める選手たちのアップグレードに成功したナゲッツにとって、ヨキッチのバックアップを任せられる選手の獲得は課題で、バランチュナスは申し分ないセレクトと言っていい。
リトアニア出身の33歳は、211センチ120キロの体格を誇るビッグマン。キャリア13年目の昨シーズンはワシントン・ウィザーズとキングスで計81試合へ出場し、平均18.8分10.4得点7.7リバウンド2.0アシストにフィールドゴール成功率55.0パーセントを残した。
バランチュナスに関する新たな情報はないものの、バランチュナスのNBAにおける契約は拘束力があるもので、もし海外のプロリーグでプレーする場合は本人と所属チーム（ナゲッツ）が双方合意でバイアウトする必要があることから、現段階ではナゲッツの一員で今シーズンを迎えることが濃厚と言えるだろう。
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