2025.07.15
7月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは、「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドで左足のアキレス腱を断裂したデイミアン・リラードをウェイブ(保有権放棄)し、バックスと決別することとなった。
今月15日に35歳を迎えるベテランガードは、残り2年約1億1300万ドル(約166億1100万円)の支払いが5年間に渡って毎年約2252万ドル(約33億1044万円)を受け取り、アキレス腱断裂のケガを完治させるべく治療へ専念することとなる。
キャリア13年目の昨シーズン。リラードはバックスで58試合へ出場し、平均36.1分24.9得点4.7リバウンド7.1アシスト1.2スティールに3ポイントシュート成功率37.6パーセント(平均3.4本成功)をマーク。
アキレス腱断裂の大ケガから復帰することで、リラードがどれほどのパフォーマンスを発揮できるかは未知数。制限なしFA(フリーエージェント)になった男が、今オフにどこかのチームと契約を結ぶ可能性こそあるものの、急いではいないという。
そんなベテランガードに対して、先日『The Athletic』はボストン・セルティックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズが獲得に関心を示していると報じていた。
セルティックスの地元メディア『The Boston Globe』は、ジェイソン・テイタムが積極的にリラードをリクルートしていると13日に報道。4月末にアキレス腱を断裂したリラードに対し、テイタムもアキレス腱を断裂したことで、2025-26シーズンの大部分を欠場する見込み。
今オフにセルティックスはドリュー・ホリデー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)、クリスタプス・ポルジンギス(現アトランタ・ホークス)をトレード。アンファニー・サイモンズとジョージ・ニアン、FA戦線でルカ・ガルザとジョシュ・マイノットを加えたとはいえ、ルーク・コーネットもサンアントニオ・スパーズへ移籍しており、戦力ダウンしたことは否定できない。
今シーズン終盤、あるいは来シーズンにコートへ復帰することを目指すテイタムにとって、リラードはオールスターだけでなく、2021年夏には東京オリンピックでアメリカ代表の一員となって共闘して金メダルを獲得した元チームメートだけに、両選手がセルティックスで共演することになれば大きな注目を浴びることになりそうだ。
2025.07.15
2025.07.15
2025.07.14
2025.07.14
2025.07.14
2025.07.14