2025.07.31
7月28日。ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードと、ポートランド・トレイルブレイザーズの新人ヤン・ハンセンがオンライントークを展開した。
中国出身のハンセンは、今年のドラフト1巡目16位でメンフィス・グリズリーズから指名され、当日のトレードでブレイザーズへ移籍。216センチ113キロのサイズを持つ20歳のセンターは、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチに憧れる若者で、そのパスセンスとバスケットボールIQから“チャイニーズ・ヨキッチ”の異名を持つ。
そのハンセンとレナードは一見ミスマッチのようにも思えるのだが、今年のオフシーズンにレナードが中国へ行くこともあって、通訳を交えてトークすることに。
今月「NBA 2K26サマーリーグ」で4試合をこなしたハンセンは「(NBAの試合は)ペースが速いです。彼ら(選手たち)はウサギみたいに本当に速くて。もう本当にすごく速いんですよ」と口にすると、自身の独特なペースでプレーするレナードが笑みを交えて「あと数試合こなして経験を積めば、緊張がほぐれてスローダウンするさ」と返していた。
また、“NBAの先輩”レナードは「なぁ、時間があったらジムに行ってシューティングコンテストでもやろう。そっちへ出発したら連絡するよ」と新人センターへ声をかけていた。
ハンセンはラスベガス開催の4試合で平均24.5分10.8得点5.0リバウンド3.8アシスト2.2ブロックをマーク。アリウープダンクや強烈なブロックショットを決めつつ、トップ下からスムースなパスをさばくなどプレーメーキング面でも光った。
NBAキャリア1年目のハンセンは、ブレイザーズでロバート・ウィリアムズ3世とともに、ドノバン・クリンガンの控えセンターを務める予定。プレシーズンゲーム、そして公式戦はサマーリーグとはまた異なるものの、トレーニングキャンプ、あるいはレナードとのワークアウトが実現すれば早く順応できるかもしれない。
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