2025.07.31

今夏ホークスへ移籍したポルジンギス「僕にとってはチームに貢献できる最高の状況」

今オフにセルティックスを退団したポルジンギス[写真]=Getty Images
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 2024年にボストン・セルティックスNBAチャンピオンに輝いたクリスタプス・ポルジンギスは、7月8日(現地時間7日)に正式発表された3チーム間トレードでアトランタ・ホークスへ移籍した。

 2015年のドラフト1巡目4位でニューヨーク・ニックスから指名された218センチ108キロのビッグマンは、ニックスを皮切りにダラス・マーベリックス、ワシントン・ウィザーズ、セルティックスでプレーし、NBAキャリア9シーズンを終えた。

 レギュラーシーズン通算501試合でキャリア平均19.6得点7.8リバウンド1.8アシスト1.8ブロックを記録する29歳のビッグマンは、3ポイントシュートも難なく決めることが可能で、通算成功率36.6パーセントで平均1.9本を沈めている。

 8月下旬にラトビア代表として「FIBAユーロバスケット2025」が控えているポルジンギスは、先日ラトビアのメディア『Sporta Studija』のインタビューに応じ、新天地ホークスについてこう語っていた。

「すごく期待されていると思う。アトランタはここ数年、プレーオフの当落線上にいて、何度かファーストラウンドで終えていた。僕にとってはチームに貢献できる最高の状況にある。ボストンよりもフィットするかもしれない。あそこは優勝か失敗かのどちらかだったから」

 オールスターガードのトレイ・ヤング率いるホークスは、ここ2シーズンで連続してプレーオフから遠ざかっているが、2021年にカンファレンス・ファイナルへ進出。2022年と2023年にはファーストラウンド敗退ながらポストシーズンへ出場してきた。

 今シーズンのホークスは、ヤング、ダイソン・ダニエルズ、ジェイレン・ジョンソン、オニエカ・オコングにポルジンギスがスターター出場する見込み。ベンチにはザカリー・リザシェイに加え、新加入のニキール・アレクサンダー・ウォーカールーク・ケナードが控えている。

 ポルジンギスにとって、ホークスはNBAで通算5チーム目になるのだが、インタビューで「僕はいつだってどんなシステムにもフィットできる選手でいた。けど今はさらに速く順応できるようになっている。ディフェンスをうまく読めるようになったし、より早く決断できている。経験を積んできたからこそなんだ」と自信を見せていた。

 ヤング率いるホークスにとって、優勝経験のあるポルジンギスの加入は攻防両面においてプラスとなるのではないだろうか。

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