2025.09.18
9月17日(現地時間16日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードンが30歳を迎え、現地メディア『ESPN』の番組「NBA Today」に出演し、“バースデー・インタビュー”に応じた。
2014年のドラフト1巡目4位でオーランド・マジックから指名された203センチ106キロのフォワードは、2021年3月のトレードでナゲッツへ移籍。ナゲッツ在籍約5シーズンで、平均30.2分14.6得点5.9リバウンド3.0アシスト、フィールドゴール成功率54.0パーセントを残している。
昨シーズンは51試合の出場に終わるも、平均28.4分14.7得点4.8リバウンド3.2アシスト、フィールドゴール成功率53.1パーセントを記録。そして3ポイントシュート成功率でキャリアハイの43.6パーセントを残し、平均1.5本を沈めた。

昨季ゴードンは3ポイント成功率で自己ベストを更新[写真]=Getty Images
昨シーズンのプレーオフで、ナゲッツはオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス・セミファイナルを最終第7戦の末に落として3勝4敗で敗退も、ゴードンはいくつもクラッチショットを決め切って勝利に貢献。14試合で平均37.3分16.2得点7.6リバウンド2.7アシストの活躍を見せた。
ナゲッツはセンターのニコラ・ヨキッチとエースガードのジャマール・マレーが繰り出す2メンゲームが強みながら、ヨキッチとゴードンの連係も絶妙。広い視野を持つヨキッチの華麗なアシストから、ゴードンが豪快なダンクで締めくくるプレーで何度も会場を魅了。
直近5シーズンで、ヨキッチはMVPに3度輝き、ほかの2シーズンでもMVP投票で2位のポイントを獲得するなどリーグトップレベルの実力者としての地位を確立。昨シーズンはセンターではNBA史上初の平均トリプルダブル(29.6得点12.7リバウンド10.2アシスト)を残している。
そんな万能型ビッグマンと共演するゴードンはこう話す。
「彼は最高さ。歴代最高の選手の1人じゃないとしても、ベストプレーヤーの1人と一緒にプレーできるんだから。彼の持つ(ディフェンダーたちを引き付ける)引力がすごいんだ。それにワンレッグのフェイダウェイジャンパーだって決めてしまう」
ナゲッツでヨキッチと約5シーズンをプレーしたゴードンは、攻防両面で重要な役割をこなしている。ディフェンスでは相手チームの得点源をガードし、オフェンスではオフボールのカッティングでヨキッチやマレーらのパスを受けてフィニッシュしつつ、アウトサイドショットもこなす。
ヨキッチとの連係について、ゴードンはこう語っていた。
「僕はただ自分のスポットで仕事をしようとしているだけ。適切なタイミングで正しいポジションにいるようにね。で、彼が成功させてくれるんだ。僕らはバスケットボールのフロア内外でお互いをすごく良く理解できていると思う」
ナゲッツはヨキッチ、マレー、ゴードン、クリスチャン・ブラウン、ペイトン・ワトソンらに加え、今夏キャメロン・ジョンソン、ブルース・ブラウン、ティム・ハーダウェイJr.、ヨナス・バランチュナスも補強して選手層を厚くした。
2023年以来のリーグ制覇を見据えるナゲッツは、10月24日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、レギュラーシーズンが幕を開ける。
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