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8月4日、東京オリンピック バスケットボール女子の準々決勝が行われ、アメリカ代表がオーストラリア代表と対戦した。
第1クォーター、先制点はオーストラリアが奪ったものの、大会6連覇中のアメリカがすぐに試合の主導権を握る。ブリアナ・スチュワートが次々と得点を奪うと、途中6分間以上もオーストラリアを無得点に抑え込み、26−12とアメリカのリードで最初の10分間を終える。
第2クォーター、序盤に一時は1ケタ点差まで詰められるが、その後は激しい得点の奪い合いに。アメリカがすぐに2ケタ点差に戻したものの、食い下がるオーストラリアを突き放せない。それでも終盤に、速い攻めからスチュワートがバスケットカウントで3点を奪うと、直後には3ポイントシュートをヒット。前半だけで20得点を奪ったスチュワートの活躍で、アメリカが48−27とリードを広げて試合を折り返す。
後半に入り、スー・バードが長距離砲を決めると、スティールから速攻を演出するなど、存在感を発揮し、アメリカは20点差前後のリードをキープする。終盤にはブリトニー・グライナーが連続得点に豪快なブロックショットとインサイドで躍動し、第3クォーターもさらにリードを広げて、68−39で最終クォーターへ。
29点リードで迎えた第4クォーター、アメリカはベンチメンバーで残りの時間を戦うと、オーストラリアにわずかに点差を詰められたものの、最終スコア79−55と24点差の快勝。スタメンのプレータイムをコントロールする余裕を見せながら、ベスト4進出を決めた。
アメリカはスチュワートが10本中8本のフィールドゴールを沈め、23得点と躍動。グライナーも8本中6本と高確率にシュートを決めると、15得点8リバウンドをマーク。加えてアジャ・ウィルソンが10得点、バードが9得点5アシストを挙げた。
アメリカは6日の13時40分から、中国を破って勝ち上がったセルビアとの準決勝に臨む。
■試合結果
オーストラリア 55−79 アメリカ
オーストラリア|12|15|12|16|=55
ア メ リ カ|26|22|20|11|=79