2024.07.27
7月18日(現地時間7月17日)、パリ2024オリンピックに出場するバスケットボール男子アメリカ代表(FIBAランキング1位)とセルビア代表(同4位)がアラブ首長国連邦アブダビで行われた親善試合で対戦。五輪5連覇を目指すアメリカ代表が105-79で快勝した。
親善試合でカナダ代表とオーストラリア代表に連勝しているアメリカ代表は、3試合連続の先発出場となったステフィン・カリー、レブロン・ジェームズ、ジョエル・エンビードの3名と、ドリュー・ホリデー、ジェイソン・テイタムをスターティングファイブに起用。
試合は第1クォーターから28-28と白熱した展開で、第2クォーターも中盤まで一進一退の攻防が続いていたが、40-40で迎えた同残り4分41秒にカリーの4点プレーでアメリカ代表が一歩前に出ると、アンソニー・エドワーズも3ポイントで続きリード拡大。守ってはアンソニー・デイビスの連続ブロックに速攻、バム・アデバヨもコーナースリーを沈め、アメリカ代表14点リードの59-45で試合を折り返した。
ハーフタイム明けの後半もアメリカ代表が主導権を握る展開は続き、第3クォーター終了時点で、その差は25点にまで拡大。最後の10分はレブロンの豪快なアリウープダンク、ホリデーのビハインドバックパスからカリーが3ポイントを決めるなど、アメリカ代表が華麗なプレーで見せ場を作りながらアリーナを沸かせ、親善試合3連勝を飾った。
“絶対王者”に君臨するアメリカ代表は、カリーが9本中6本の3ポイントを決めゲーム最多24得点を記録。ベンチスタートだったアデバヨも17得点8リバウンド、エドワーズも16得点3スティールを挙げるなど、改めて選手層の厚さを示す結果となった。
一方、先日のオーストラリア戦に続き親善試合2連敗となったセルビア代表は、この日も主力のボグダン・ボグダノビッチら主力選手が欠場。五輪へ向けて万全とはいえない状況の中、NBAシーズンMVPに3度輝いた実績を持つ“大黒柱”のニコラ・ヨキッチが、チーム最多16得点11リバウンドと奮闘。ガードのアレクサ・アブラモビッチも14得点3アシスト1スティールと存在感を示した。
なお、今回対戦した両チームはパリ五輪の予選ラウンドで同じグループCに入っており、28日の五輪初戦で対戦予定。セルビア代表は五輪開幕直前の21日にトム・ホーバスHC率いる日本代表との国際強化試合も控えている。
■試合結果
セルビア代表 79-105 アメリカ代表
SRB|28|17|13|21|=79
USA|28|31|24|22|=105
2024.07.27
2024.07.20
2024.07.19
2024.07.16
2024.07.13
2024.07.13
2024.07.18
2024.07.18
2024.07.18
2024.07.18
2024.07.17
2024.07.17