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U17女子日本代表がW杯ベスト8進出…桜花学園の山田桜来が大会史上初となる快挙

U17ワールドカップ準々決勝進出を決めた女子日本代表[写真]=fiba.basketball
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 7月18日(現地時間7月17日)、メキシコで開催されている「FIBA U17 女子バスケットボールワールドカップ2024」の決勝トーナメント1回戦が行われ、女子日本代表(FIBAガールズランキング9位)はマリ代表(同13位)に100-60で快勝。3大会連続となるベスト8進出を果たした。

 藪内夏美ヘッドコーチが率いる日本代表は、グループフェーズ初戦から4試合連続で、濱田ななの(桜花学園高校2年)、後藤音羽(浜松開誠館高校3年)、清藤優衣(精華女子高校3年)、阿部友愛(聖和学園高校3年)、鈴木瑚香南(福岡大学附属若葉高校2年)を先発起用。

 試合の立ち上がりから清藤、後藤らを中心にスコアを伸ばした日本が主導権を握り、第1クォーターだけで29-15と14点ものリードを確保すると、第2クォーターはターンオーバーが重なり停滞する時間帯がありながらも44-33で前半終了。後半はチーム全体で17アシスト、6スティール、9本の3ポイントを決めるなど攻守に圧倒し、最終第4クォーターに17-0のランで突き放した。

 勝利した日本代表は、後藤が9本中4本の3ポイントを決めてチーム最多となる20得点。17得点で続いた清藤、鈴木、庵原有紗(日本航空高校北海道2年)ら4選手が2桁得点を挙げ、ロスター12名全員が得点をマークした。また、ベンチスタートだった山田桜来(桜花学園高校2年)は、グループフェーズ第2戦のアルゼンチン戦に続き10アシストを記録。U17ワールドカップにおいて史上初めて1大会2度の2桁アシストを記録した選手となった。

 日本代表の次戦は、19日の準々決勝・アメリカ代表(同1位)戦。過去6大会中5度の優勝を果たしているディフェンディングチャンピオンに挑む。

■試合結果
<決勝トーナメント1回戦>
日本代表 100-60 マリ代表
JPN|29|15|22|34|=100
MLI|15|18|14|13|=60

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