第1Qからリードを奪ったフランスがカナダに勝利…ドイツとの準決勝へ進出

ウェンバンヤマを擁する開催国のフランスがカナダに勝利 [写真]＝fiba.basketball

　8月7日（現地時間6日）、ベルシー・アリーナで「第33回オリンピック競技大会（2024／パリ）」の男子バスケットボール競技決勝トーナメント準々決勝が行われ、フランス代表（FIBAランキング9位）がカナダ代表（同7位）と対戦した。

　前回大会銀メダルのフランスは2点リードで迎えた第1クォーター開始2分54秒からイサイア・コルディニエ（ヴィルトゥス・ボローニャ／イタリア）の連続3ポイントシュート、ビクター・ウェンバンヤマ（サンアントニオ・スパーズ）とガーション・ヤブセレ（レアル・マドリード／スペイン）の得点で12－0のラン。2ケタのリードを奪うと、23－10と13点差で最初の10分間を終えた。

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　エバン・フォーニエの3ポイントで始まった第2クォーターは、一時9点差に詰め寄られる時間帯があったものの、終盤にフランク・ニリキナ（シャーロット・ホーネッツ）のフリースロー3本、ヤブセレの長距離砲で反撃。45－29とリードを16点に広げ、試合を折り返した。

　第3クォーターはカナダの反撃に遭い、残り3分44秒に54－46と8点差。それでも、マティアス・レソート（パナシナイコス／ギリシャ）やコルディニエ、ウェンバンヤマが得点を挙げ、61－50と11点差に戻した。

　序盤にRJ・バレット（トロント・ラプターズ）に連続得点を与えた第4クォーターだが、コルディニエとヤブセレの得点でリードを2ケタに。中盤以降は相手に詰め寄られたものの、82－73で勝利を収め、ドイツ代表（同3位）との準決勝に駒を進めた。

■オリンピック男子バスケットボール決勝トーナメント準々決勝試合結果
フランス 82－73 カナダ
FRA｜23｜22｜16｜21｜＝82
CAN｜10｜19｜21｜23｜＝73