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五輪ドイツ代表が初の準決勝進出…ヤニス22得点もギリシャ代表は敗退

パリ五輪準々決勝で対戦したドイツ代表とギリシャ代表[写真]=fiba.basketball
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 8月6日、パリ2024オリンピック男子バスケットボールの準々決勝がベルシー・アリーナで行われ、ドイツ代表(FIBAランキング3位/グループB1位)が、ギリシャ代表(FIBAランキング14位/グループA3位)に76-63で勝利。ドイツ代表としては初となる五輪ベスト4進出を決めた。

 立ち上がりから主導権を握ったのは、グループA3位から決勝トーナメントに滑り込んだギリシャ代表。インサイドの攻防で圧倒し、試合開始から3分ほどで10-2と先行すると、ヤニス・アデトクンボの豪快なダンクなど会場を沸かせるプレーも飛び出し、最初の10分で11-21とリード。

 それでも、続く第2クォーターはドイツ代表のニック・ヴァイラー・バブイザック・ボンガといったベンチメンバーが流れを手繰り寄せる活躍を見せ、同残り9秒にダニエル・タイスのアリウープダンクで同点に。36-36で試合を折り返した。

 ハーフタイム明けの第3クォーターも、ドイツ代表はシュルーダーの3ポイントで先手をとると、一進一退の攻防の中で、2024-25シーズンからBリーグの群馬クレインサンダーズへ加入するヨハネス・ティーマンが攻守に奮闘。フランツとモリッツのワグナー兄弟もスコアを伸ばし、7点リードの59-52で最後の10分へ。

 勝負の第4クォーターも、ドイツ代表はフランツ・ワグナーを中心に攻め立て主導権を握り、ギリシャ代表はアデトクンボを軸に粘る展開。しかし、試合時間残り2分をきってからデニス・シュルーダーが相手を突き放すロゴスリーを決め勝負あり。多彩な攻めを見せたドイツ代表がリードを守りきり、76-61で勝利した。

 昨年のワールドカップ王者でもあるドイツ代表は、フランツ・ワグナーがチーム最多となる18得点を挙げ、シュルーダーが13得点8アシスト、Bリーグへの参戦を控えるティーマンも10得点6リバウンドを記録。ギリシャ代表はアデトクンボがゲームハイとなる22得点をマークしたものの、勝負どころで踏ん張りきれなかった。

 準決勝に駒を進めたドイツ代表は、フランス代表(FIBAランキング9位/グループB2位)vsカナダ代表(同7位/グループA1位)の勝者と、8日深夜に行われる準決勝で対戦。男子バスケは6日に準々決勝4試合、8日に準決勝2試合、10日に3位決定戦と決勝が行われる。

■試合結果
<パリ五輪男子準々決勝>
ドイツ 76-63 ギリシャ
GER|11|25|23|17|=76
GRE|21|15|16|11|=63

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