2023.08.27

128得点のカナダがアジア勢のレバノンに大勝…バスケW杯の1試合最多アシスト記録を樹立

チーム最多得点を挙げたバレット[写真]=fiba.basketball
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 8月27日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンドが開催され、グループHのカナダ代表(FIBAランキング15位)とレバノン代表(同43位)が対戦した。

 初戦のフランス戦を30点差で勝利したカナダは、RJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)、ディロン・ブルックス(ヒューストン・ロケッツ)、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、ケリー・オリニク(ユタ・ジャズ)、ドワイト・パウエル(ダラス・マーベリックス)が先発に名を連ねた。

 試合開始からレバノンに連続得点を奪われ、0-4とリードを許したカナダ。それでも、パウエルのバスケットカウントで初得点を挙げると、ダンクに3ポイントとカナダの猛攻がスタートし、29-13で第1クォーターを終える。続く第2クォーターでは7本の3ポイントを沈め、カナダが66-30と点差を拡大した。

 迎えた第3クォーター、的確なパスワークからアシストを量産したカナダは、高確率でシュートを決め続け、100-48と早くも得点を3ケタに乗せる。第4クォーターではレバノンも25得点を挙げて意地を見せるが、最後はカナダが128-73で大勝した。

2試合続けて大差をつけての勝利となったカナダ[写真]=fiba.basketball

 2連勝を飾ったカナダは、ルーゲンツ・ドート(サンダー)以外の11選手が出場すると、バレットの17得点を筆頭に9選手が2ケタ得点をマーク。

 3ポイントは60パーセント(18/30本)、2ポイントは80パーセント(32/40本)と高確率を記録しただけでなく、チームのアシスト数は44本と、1994年にデータが公式に記録されて以来、「FIBAバスケットボールワールドカップ」での1試合最多アシスト記録を樹立した。

■『FIBA ワールドカップ 2023』
<1次ラウンド グループH・ジャカルタ>
レバノン代表 73-128 カナダ代表
LBN|13|17|18|25|=73
CAN|29|37|34|28|=128