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8月29日にアラネタ・コロシアムで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の1次ラウンド最終戦が行われ、グループAではフィリピン代表(FIBAランキング40位)がイタリア代表(同10位)と対戦した。
開催国として1次ラウンド3連敗を避けたいフィリピンは、第1クォーターからジョーダン・クラークソン(ユタ・ジャズ)が得点にアシストとチームをけん引。ドワイト・ラモス(レバンガ北海道)の3ポイントシュート、ジューン・マー・ファヤルド(サンミゲルビアメン)のブザービーターなどもあり、23-20と3点リードで最初の10分間を終えた。
第2クォーターは序盤にキーファー・ラベナ(滋賀レイクス)の3ポイントで4点差まで広げたが、2連続で長距離砲を決められるなど0-8のラン。追いかける立場に変わると、10分間で28得点を与え、39-48でハーフタイムを迎えた。
後半は第3クォーターで点差を広げられ、第4クォーター開始3分5秒の時点で62-80と18点差。ホームの後押しを受けて反撃を試み、試合終了残り1分43秒に7点差まで詰め寄ったものの、逆転には至らず83-90で敗れた。
1次ラウンドを終えて、3敗で4位のフィリピンは17-32位決定ラウンドへ。イタリアは2勝1敗で2位に入り、2次ラウンドに駒を進めた。
■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド グループA(@マニラ)試合結果
フィリピン代表 83-90 イタリア代表
PHI|23|16|21|23|=83
ITA|20|28|25|17|=90