2018.09.13
5月21日(現地時間20日)、セルビアのベオグラードにあるスターク・アリーナにて、ユーロリーグのチャンピオンシップゲームが行われた。
前年王者フェネルバーチェ・イスタンブール(トルコ)とレアル・マドリー(スペイン)による試合は、第3クォーターに25-15と突き放したレアル・マドリーが、第4クォーターにフェネルバーチェ・イスタンブールの追い上げを振り切り、85-80で勝利。通算10度目のタイトル獲得に成功した。
ファイナル4のMVPに輝いたのは、スロベニア出身のルカ・ドンチッチ。この試合で15得点3リバウンド4アシストを記録し、19歳という史上最年少記録を樹立。昨年夏の「FIBAユーロバスケット2017」ではゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート)と共にスロベニアを優勝に導き、今季はユーロリーグMVPとファイナル4のMVPを獲得。
気になるのはドンチッチの今後の去就だろう。「NBAドラフト2018」でトップ5以内に指名される可能性が濃厚なドンチッチは、『ESPN』から次のステップについて聞かれると、「そのときが来たら話すよ。でも今は、チームと共に優勝できたことを祝福したいんだ。近いうちに(去就について)話すことになると思う」とドンチッチ。
ちなみに、昨季ユーロリーグでチャンピオンに輝いた25歳のボグダン・ボグダノビッチ(フェネルバーチェ・イスタンブール)は、今季サクラメント・キングスでNBAデビュー。78試合に出場し、平均27.9分11.8得点2.9リバウンド3.3アシストをマークしており、持ち前のシュート力を発揮している。
ボグダノビッチとは年齢差があるとはいえ、ドンチッチがNBA入りを宣言するのであれば、今年のドラフトで上位指名されることはほぼ確実だろう。ドンチッチの決断に、注目が集まりそうだ。
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