2025.08.18
8月12日。今シーズンからプエルトリコのプロバスケットボールリーグでプレーするダニーロ・ガリナーリが、Vaqueros de Bayamon(ヴァケロス・デ・ベヤモン)の優勝に大きく貢献し、ファイナルMVPを受賞した。
ファイナルを4勝1敗で制した同クラブで、ガリナーリは第5戦で24得点6リバウンド4アシストの大暴れ。今月8日に37歳を迎えたフォワードは、クラブ史上17度目のタイトルへと導いた。
2008年のドラフト1巡目6位でニューヨーク・ニックスから指名されたガリナーリは、イタリア出身の208センチ105キロのフォワード。NBA在籍16シーズン(実働14シーズン)で、レギュラーシーズン通算777試合へ出場し、平均14.9得点4.7リバウンド1.9アシストを残すも、優勝を経験できずにいたため、プロ入り後初のタイトル獲得となった。
ジャベール・マギー、クリス・デュアルテ、レナルド・バークマンといった元NBA選手たちとともに優勝を手にしたガリナーリは、今後イタリア代表の一員として今月27日から開幕する「FIBAユーロバスケット2025」へ出場する。
現地メディア『Gazzetta dello Sport』とのインタビューで、ガリナーリは「僕には代表チームでメダルを獲得することが欠けている。もし勝ち獲ることができたらすごくうれしい。僕は17か18で代表チームのキャリアを始動させたんだ。それ以来、8度も夏に代表チーム入りできずにいた」と回想。
そして、今夏のユーロバスケットがイタリア代表チームの一員で臨む“最後の挑戦”と話していた。
「もし夏の間もずっとプレーできていたらどうなっていたのかと、考えることがよくある。いつだって激しい競争が展開されているから、どんなことだって起こり得るんだ」
「プレッシャーをかけたくはないけど、僕はこのチームは強いと信じている。だから期待してしまうんだ。楽しみにしているよ。というのも、今大会が代表チームでプレーする最後になるから、さらなるモチベーションになっているんだ」
37歳の大ベテランが所属するイタリアは、グループCで開催国のキプロス共和国、ジョージア、スペイン、ギリシャ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナと競い合う。
タフなグループではあるものの、ガリナーリが“ラストダンス”でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみに待ちたいところだ。
In 16 seasons, Danilo Gallinari never won an NBA championship.
But now, he just won his first pro title – winning the championship in Puerto Rico's highest level basketball league 👀
Galinari last played in the NBA in the 2023-24 season for the Bucks. And he spent this year in… pic.twitter.com/KbmZpgB8hd
— ClutchPoints (@ClutchPoints) August 12, 2025
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