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マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズほか)の名を冠する「ジョーダン ブランド」は、バスケットボールを語るうえで欠かせない唯一無二のブランドである。NBAでは、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)やジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)といった若手スターをサポートし、今シーズンのステートメントエディションや、開催が迫るオールスターゲームのジャージサプライヤーを務めていることは周知の事実。昨今はストリートファッションのテリトリーでも絶大な人気を誇り、名だたるブランドやアーティストとのコラボレーションで話題をさらっている。
そんな「ジョーダン ブランド」のファンにとって、これ以上にない朗報だ。ナイキ社は、日本版公式サイトで日本初のジョーダンストア『World of Flight Tokyo Shibuya』を2023年春にオープンすると発表した。
『World of Flight』は、「ジョーダン ブランド」がともに歩んできたバスケットボールカルチャーの歴史と未来を表現する、リテールの新たな未来像である。
2022年12月には、『World of Flight』最初の店舗がイタリアのミラノにオープン。363平方メートルを誇る店内には、「ジョーダン ブランド」のアイテムが所狭しと並ぶほか、地元アーティストの作品展示や、“バスケットボールの神さま”のメモラビアに囲まれるメンバーズラウンジの併設など、未だかつてない体験ができるファン垂涎の空間が広がっている。
ブランドプレジデントのクレイグ・ウィリアムズは、ミラノのストアオープンに伴い、以下のコメントを発表していた。
「World of Flightのオープンは、ジョーダン ブランドにとって非常にエキサイティングなマイルストーンとなります。我々はWorld of Flightを通じて、ブランドの伝統とバスケットボールカルチャーの目的地を提示します。この新たなリテール体験は、我々がブランドとして成長の旅を続け、ファンとの繋がりを深めていくことになるでしょう」
『World of Flight』の第二の都市に東京が選ばれるのは、必然かもしれない。日本のバスケットボールシーンは八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)や渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)の登場により、未だかつてないほどの成長期を迎えている。日本はフランス、クロアチア、スロベニアと並び、「ジョーダン ブランド」がユニフォームサプライヤーを務める数少ない国であり、ウインターカップ、ジュニアウインターカップ、全国ミニバスケットボール大会のスポンサーも行うことで、日本の子どもたちへの長期的な注力や、バスケットボールへの愛情をつなぐ次世代のプレーヤーたちへのエンパワーメントを行っていく意向を示していた。
ブランドは東京店のオープンを目前に、力強いメッセージを発信した。
「バスケットボールカルチャーに境界はない。コートの上もストリートも。プレーヤーもファッショニスタも。いつだってバスケットボールは、人々を大胆不敵に、自由にする。2023年春。そんなカルチャーを愛する者たちがつながる、日本初のジョーダンストア『World of Flight Tokyo Shibuya』がオープン。ジョーダンファミリーになった方限定に提供するのは、豊富なジョーダン製品に、ストア限定のコンテンツ。すべてはバスケットボールの未来のために。恐れを知らないあなたのために」
なお、詳細は近日公開予定とのこと。全貌の公開に期待は膨らむ一方だ。
文=Meiji