2018.10.25
10月13日(現地時間12日)、ミルウォーキー・バックスとミネソタ・ティンバーウルブズがプレシーズン最終戦を行った。
ゲーム序盤からアグレッシブに攻め立てたバックスは、前半を終えて84-53と圧倒。第4クォーターこそウルブズが38-27とバックスを上回る得点を奪うも、前半の大量リードを覆すことはできず、最終スコア143-121でバックスが快勝した。
プレシーズンを3勝1敗で終えたバックスは、大黒柱ヤニス・アデトクンボが約25分の出場でフィールドゴール17投中13本(うち3ポイント2本)を決めてゲームハイの32得点に加えて12リバウンド10アシストを挙げてトリプルダブル、さらには3スティール1ブロックとウルブズを一蹴。
バックスではアデトクンボのほか、クリス・ミドルトンが5本の3ポイント成功を含む22得点に5リバウンド5アシスト、クリスチャン・ウッドが19得点7リバウンド、エリック・ブレッドソーが14得点7リバウンド4アシスト、マルコム・ブログドンが13得点5アシスト。バックスはチーム全体で48投中25本の3ポイントシュートを決め、52.1パーセントという高確率を残した。
一方のウルブズは、先日トレードを志願しているジミー・バトラーが練習でチームに喝を入れたものの、前半からバックスに圧倒されて大敗を喫し、プレシーズンを1勝4敗で終えた。
アンドリュー・ウィギンズを個人的な事情で欠いたウルブズは、タージ・ギブソンがチームトップの21得点に7リバウンド、ジェフ・ティーグが18得点、デリック・ローズが16得点、新人ジョシュ・オコギーが11得点を記録している。
この試合でプレシーズンを終えた両チーム。バックスは19日(同18日)のシャーロット・ホーネッツ戦、ウルブズは19日(同18日)のサンアントニオ・スパーズ戦で、それぞれのレギュラーシーズンが幕を開ける。
ウルブズはバトラーがチームに残る可能性も出てきたとはいえ、開幕を前にしてとてもまとまっている状況とは言えないだけに、現時点では大きな不安が残る。ただ、バトラーの喝とこの大敗が、シーズン開幕に向けた発奮材料になるかもしれないだけに、今後の動向にも注目していきたい。
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