2017.11.02

攻撃面を向上させたい両軍、谷口淳とソープのどちらが得点で貢献できるか

 前節の大阪エヴェッサ戦を1勝1敗で終え、西宮ストークスは同じ西地区との対戦ですべて1勝ずつを挙げた。今節の相手はサンロッカーズ渋谷。他地区との対戦は開幕から4連敗を喫しており、早く白星が欲しいところだ。

 大阪との1戦目は後半に突き放されて敗戦。道原紀晃が16得点、ジョーダン・ヴァンデンバーグが13得点10リバウンドの活躍を見せたが、ドゥレイロン・バーンズがわずか2得点とブレーキだった。2戦目はそのバーンズが16得点4アシスト5スティールと奮起し、オンザコート2の第2、第4クォーターで大阪を押し返した。

 SR渋谷も、横浜ビー・コルセアーズ戦は星を分け合った。1戦目はここまで少なかったターンオーバーが21個に激増したのが響いて黒星。2戦目は立ちあがりから終始リードを保ち、相手を59得点に抑えこんで勝利を収めた。

 ともに1勝1敗で乗りきってはいるが、勝った試合も得点が多かったわけではなく、オフェンス面はもう少し向上させたい。西宮はここまで全試合スターター出場の谷口淳、SR渋谷では緊急補強したジャマール・ソープがいずれも今季はまだ2ケタ得点がない。この2人が得点で貢献できるかどうかは勝敗の分かれ目になる。

文=吉川哲彦

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