2018.02.17

11連敗中の滋賀レイクスターズ、勝利には狩野祐介と長谷川智伸の3Pが必要不可欠

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 大阪エヴェッサに抜かれて西地区4位に滑り落ちた滋賀レイクスターズ。前節の琉球ゴールデンキングス戦も、1戦目は第4クォーターに追いあげを見せたものの4点届かず。2戦目も第4クォーターだけは10点リードしたが、前半だけで18点差をつけられたのが痛かった。現在5試合連続で3ポイント成功率が3割を切っており、成功数も最近の10試合では6本が最多という深刻な状態だ。11連敗に加えて菅原洋介が負傷で長期離脱という厳しい状況ではあるが、今節は1勝差の大阪との直接対決。連勝すれば地区3位の座を取り戻すだけでなく、今後に向けて良いきっかけになるだろう。

 現に大阪も決して良い状態とは言えず、前節は栃木ブレックスに力の差を見せつけられている。1戦目は3ポイントが1本成功に終わり、キース・ベンソンも12得点にとどまるなど、今季最少の48得点。2戦目はベンソンが22得点と持ち直し、根来新之助も今季4度目の2ケタ得点をマークしたが、ディフェンスで栃木を止める術を持たなかった。

 滋賀はやはり3ポイントの精度を取り戻したいところ。当たりだしたら止まらない狩野祐介長谷川智伸が、思いきりよく打ち続けなければならない。

文=吉川哲彦

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