2018.10.23
■シーホース三河vsサンロッカーズ渋谷(@岡崎中央総合公園総合体育館)
第1戦:10月20日15時05分~、第2戦:10月21日15時05分~
17日に行われた1試合限りのB1リーグ第3節。川崎ブレイブサンダースのホームに乗りこんだシーホース三河は、またしても接戦を落とし開幕から5連敗となった。第2クォーター序盤で流れを持っていかれると、オフェンスが単発になってしまい前半終了時点で12点ビハインド。第3クォーターは高い修正力を見せて一時試合をひっくり返したが、最後の10分間で再び失速し、60-69で敗れた。攻撃力のある川崎を60点台に抑え、エースの金丸晃輔も21得点を挙げる活躍を見せたが、総得点の部分で課題を残した。
今節はホームに戻り、サンロッカーズ渋谷との対戦。そのSR渋谷もここまでわずか1勝と苦しんでいる。1勝3敗で迎えた前節では、B1へ復帰した秋田ノーザンハピネッツと対戦。第2クォーターで5つのスティールを奪われると、この10分間で6個のターンオーバーを犯し5-16と引き離された。結局、最後までこのビハインドが響き5点差で敗戦。ターンオーバーは計18個にものぼり、シュート成功率も35.1パーセントと実らず秋田を下回った。
ともに黒星が先行している中で迎える今節。ホームの三河は、川崎戦の第3クォーターに見せたオフェンスを40分間継続したい。まずはインサイドにボールを預け、そこから状況に応じて内外から得点を重ねる。その中心にいるのは大ベテランの桜木ジェイアールだ。現在、チームトップの1試合平均5.4アシストを記録し、“第2の司令塔”として君臨する41歳を起点に攻撃を展開できるかが、1つのポイントになってくるだろう。また、ドライブで中へ切りこめる森川正明、またはジェームズ・サザランドがどれだけSR渋谷ディフェンスをかき回せるかにも注目。2人が気持ちよくプレーするためには、まずはしっかりとしたチームディフェンスから主導権を握りたい。
SR渋谷も課題はオフェンス。ここまで1試合平均66.4得点、フィールドゴール成功率39.9パーセントは、ともにB1リーグ18クラブ中17位に沈んでいる。やはり勝利を手にするには、ベンドラメ礼生以外の日本人選手の得点が必要となるだろう。
■ロースター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
ジェームズ・サザランド(NEW)
狩俣昌也
アイザック・バッツ
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
桜木ジェイアール
グラント・ジェレット(NEW)
生原秀将(NEW)
・SR渋谷(ヘッドコーチ:勝久ジェフリー)
満原優樹
秋葉真司(NEW)
清水太志郎
ファイサンバ(NEW)
ロバート・サクレ
伊藤駿
ベンドラメ礼生
マーカリ・サンダース・フリソン(NEW)
杉浦佑成
長谷川智也
広瀬健太
山内盛久
ライアン・ケリー(NEW)
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