2019.03.08

比江島慎と生原秀将、どちらがチームに勝利をもたらせるか

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栃木ブレックスvsシーホース三河(@ブレックスアリーナ宇都宮)
第1戦:3月9日15時5分、第2戦:3月10日15時5分

 第23節第2戦から千葉ジェッツサンロッカーズ渋谷三遠ネオフェニックスを退け、5連勝中と好調を維持する栃木ブレックス。今節は比江島慎の古巣、シーホース三河との一戦を迎える。

 前節の三遠戦は73-53、82-66といずれも2ケタの点差をつけて快勝した。第1戦はライアン・ロシターが10得点と抑えられたものの、ベンチから出場した比江島慎竹内公輔橋本晃佑の3人で計36得点。リバウンドでも相手の34個に対して49個と圧倒し、前半に苦しんだ第2戦でも48個を記録した。得点、リバウンド面において外国籍選手に頼るのではなく、日本人選手も数字を残して貢献。特に竹内は2戦計23得点12リバウンドと気を吐いた。

 三河は横浜ビー・コルセアーズを相手に1勝1敗に終わった。終始接戦が繰り広げられた第1戦は、欠場の金丸晃輔に代わって先発を務めた岡田侑大が3本の3ポイントを含むチーム最多18得点と爆発。狩俣昌也松井啓十郎加藤寿一も要所で長距離砲を炸裂させ、73-70で競り勝つ原動力となった。逆に第2戦では57.1パーセントの高確率で12本もの3ポイントを決められ、最終クォーター残り約5分間で突き放されて敗戦。同地区最下位の相手に白星を献上し、2位につける川崎ブレイブサンダースとのゲーム差が「3」に広がった。

 注目はやはり初の古巣戦に臨む比江島。三河には大学卒業後から計5シーズン在籍したこともあって、思い入れは深いだろう。三河としてはかつてともに戦った金丸晃輔西川貴之が、ここ3試合連続2ケタ得点の日本代表エースを抑えなければならない。

 また、Bリーグデビューした栃木の地に凱旋する生原秀将からも目が離せない。特別指定選手として2016-17シーズンにリーグ優勝を経験し、昨季は57試合に出場。三河に移籍した今シーズン、全42試合で先発を任されている若きポイントガードがかつてのチームメート、そしてファンに成長した姿を見せられるか。

■ロースター
・栃木(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太
ジェフ・ギブス
比江島慎
遠藤祐亮
竹内公輔
アンドリュー・ネイミック
渡邉裕規
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平
長島蓮

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
ジェームズ・サザランド
ケネディ・ミークス
狩俣昌也
アイザック・バッツ
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
岡田侑大
桜木ジェイアール
生原秀将
熊谷航

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