2019.04.06

連勝で地区優勝を決めたい琉球ゴールデンキングス、相手外国籍コンビに要注意

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琉球ゴールデンキングスvs京都ハンナリーズ(@沖縄市体育館)
第1戦:4月6日18時5分、第2戦:4月7日13時5分

「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2018-19」進出に王手をかけながらも前節は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに敗れた琉球ゴールデンキングス京都ハンナリーズとの今節で3年連続となるCS出場を決めたいところだ。

 前半終了時点で27-27のロースコアに持ちこんだ名古屋D戦は、後半の20分間で7本の3ポイントを許すなど47失点。並里成アイラ・ブラウンを中心に追いすがったものの、結果的に60-74と14点差で力尽きた。ジェフ・エアーズを軸にリバウンドこそ相手の32個に対して44個と圧倒。しかし、19本放った3ポイントシュートが2本しか決まらず、2ポイント成功率も46.5パーセントと精彩を欠いた。

 京都は滋賀レイクスターズとの“京滋ダービー”を制し、同じ西地区で3位につける名古屋Dとのゲーム差「1」をキープした。ファストブレイクポイントで計21得点を与えるなど相手の速いペースに持ちこまれ、試合は終始1ケタ点差で推移。3点リードの第4クォーター残り1分6秒からデイヴィッド・サイモンジュリアン・マブンガの得点で試合を決め、最終スコア90-84で競り勝った。ケガの状況が心配されたサイモンは39分56秒の出場で32得点12リバウンド4ブロックをマーク。マブンガが25得点9リバウンド7アシストとオールラウンドな活躍を見せれば、岡田優介は3ポイント数でB1通算300本を達成した。

 今季の対戦は2勝2敗の五分で、4試合中3試合が1ケタ点差の接戦。今節も拮抗した試合展開が予想される中、琉球は連勝、もしくは1勝1敗の場合でも得失点差で京都を上回ることができれば西地区優勝が決まる。

 勝利のカギは京都の外国籍コンビ、マブンガとサイモンをいかに抑えられるかという点。スコット・モリソンの決勝ブザービーターで何とか勝利を手繰り寄せた直近の直接対決では、2人に67得点中47得点を与えている。勢いに乗ると止められない助っ人に対し、エアーズやモリソン、ブラウンが対抗できるか。

■ロースター
・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
ナナーダニエル弾
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ
スコット・モリソン

・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

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