2019.12.15

川崎ブレイブサンダースに挑むシーホース三河、ディフェンスから勝機をうかがいたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河vs川崎ブレイブサンダース(@ウィングアリーナ刈谷)

第1戦:12月16日19時5分、第2戦:12月17日19時5分

 前々節まで4勝14敗とまさかの低迷にあえいでいたシーホース三河にとって、シーズン中盤に差しかかる今節は大きな転機になる可能性がある。前節の三遠ネオフェニックス戦は、前々節1戦目に次いで今季2番目に少ない66得点に終わったにもかかわらず、失点を開幕戦に並ぶ今季最少の61点に抑えて勝利。これまでは持ち前のオフェンス力を発揮しながらも大量失点で敗れるケースが頻発していたが、ロースコアゲームで白星を勝ち取れることを示した。2アシスト足りずに“トリプルダブル”を逃したダバンテ・ガードナーの活躍はもとより、4得点3リバウンドというスタッツながら今季初スターターで24分57秒コートに立った加藤寿一はシーズン中盤のキーマンになりそうだ。

 その三河の試金石となる相手が、今節が今季初対戦となる川崎ブレイブサンダースだ。前節は横浜ビー・コルセアーズに対して攻守両面で冴え渡り、27点差の圧勝。11本の3ポイントを見舞うなどして前半だけで63得点を叩き出し、余裕のある試合運びでセカンドユニットの出番を増やすこともできた。唯一出場時間が10分に満たなかった青木保憲も8得点と存在感を誇示。ハードな日程に突入した中で死角のない戦いぶりを披露し、リーグ全体首位の堅持に向けて態勢も盤石と言っていい。

 得点、失点ともにリーグトップクラスの川崎に対し、三河がどのようなゲームプランで臨むかは非常に興味深いところだ。ほとんどの数字がリーグ上位に入る川崎の唯一の弱点はターンオーバーの多さ。三河としては、最近4試合の平均得点が70点を切っていることを考えると、点の取り合いを挑むのは得策ではなく、ディフェンスに軸足を置いて川崎にプレッシャーをかける戦い方のほうがチャンスがあるだろう。その意味でも、得点力のある金丸晃輔川村卓也の体力的な負担を軽減するために、加藤の他に森川正明會田圭佑らもディフェンスでアピールしたいところだ。

文=吉川哲彦

■ロースター

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)

會田圭佑

川村卓也

岡田侑大

長野誠史

森川正明

熊谷航

金丸晃輔

根來新之助

セドリック・シモンズ

加藤寿一

桜木ジェイアール

クリス・オトゥーレ

ダバンテ・ガードナー

・川崎(ヘッドコーチ:佐藤賢次)

藤井祐眞

林翔太郎

青木保憲

篠山竜青

辻直人

鎌田裕也

マティアス・カルファニ

ニック・ファジーカス

大塚裕土

熊谷尚也

長谷川技

ジョーダン・ヒース

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