2019.12.10

三遠ネオフェニックス対シーホース三河は互いに後半戦を占う大事な一戦に

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三遠ネオフェニックスvsシーホース三河(@豊橋市総合体育館)
第1戦:12月11日19時5分

 前節のレバンガ北海道との初戦、開幕から17戦目にして今シーズン初勝利を挙げた三遠ネオフェニックス。その試合では、前半こそ2点のビハインドを負ったものの、後半に入ると相手の得点を第3クォーターで8得点、第4クォーターでは15得点に抑えるディフェンスを披露する。攻めては3ポイントシュートや速攻など多彩な攻撃で加点し、終わってみればカイル・バローンが17得点に西川貴之が16得点、ガードの寺園脩斗も11得点で、さらにインサイドの柱である太田敦也も10得点と、4人が2ケタ得点を奪った。そのまま後半に主導権を握った三遠が北海道に74-61で逆転勝ちを収めた。

 しかし、続く2戦目では第1クォーターで7点のビハインドを負うとその後も点差は広がり、第3クォーター終了時点でビハインドは22点となってしまう。三遠は西川、ミッケル・グラッドネスの2人が意地でシュートをねじ込んだものの、チームの総得点は55に留まり、最終的には55―78と大差で敗れた。

 だが、ようやく暗いトンネルを抜けた三遠。中地区6位と順位こそ変わらないものの、前節でつかんだ1勝は確実にチームを勢いづかせるだろう。しかも、三遠は次節となる第11節はホームゲーム。同じ中地区で5位のシーホース三河と対戦する。三河は10節を終えた時点で4勝14敗のため、三遠にとっては確実に勝利を収めて三河との差を詰めたいところだ。

 一方の三河は、前節では滋賀レイクスターズに連敗。第1戦では岡田侑大が果敢にリングに向かったものの、第1クォーターから12点のビハインドを負うと、その後もじりじりと離されてしまい、65-80で敗れた。

 翌日の第2戦でも滋賀に速攻を幾度となく許した三河は、桜木ジェイアールが21得点7リバウンド、ダバンテ・ガードナーが19得点8リバウンドと奮闘したものの、リバウンドで後手を踏んでしまう。総本数で三河31本に対して滋賀が40本と水を開けられたことも影響し、73-82と接戦を落とした。

 負けが先行している両チーム。後半戦での巻き返しを図るためにも、ここから連敗は許されない。どちらも上昇気流に乗れるかは第11節の戦いに懸かっている。

■ロースター
・三遠(ヘッドコーチ:河内修斗)
ロバート・ドジャー
デビン・イーバンクス※インジュアリーリスト
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明
太田敦也
柳川龍之介
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
西川貴之
鈴木達也
菅野翔太
ミッケル・グラッドネス
カイル・バローン

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
會田圭佑
川村卓也
岡田侑大
長野誠史
森川正明
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
セドリック・シモンズ
加藤寿一
桜木ジェイアール
クリス・オトゥーレ
ダバンテ・ガードナー

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