2019.12.10
■滋賀レイクスターズvsシーホース三河(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:12月7日14時5分、第2戦:12月8日14時5分
バイウィークが明け、今節から再開されるB1リーグ。前節連敗を喫し、現在西地区最下位の滋賀レイクスターズはホームにシーホース三河を迎え撃って仕切り直しを図る。
第9節の琉球ゴールデンキングス戦との2連戦では、第1戦で計56得点、第2戦ではわずか45得点と得点力不足があらわになった。2試合を通じて日本人の2ケタ得点者は、第2戦で挙げた高橋耕陽の12得点が最大。しかし、同じ相手との対戦となった12月1日の「第95回天皇杯・第86回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」5回戦では、高橋の23得点に加え、齋藤拓実が13得点5アシストを記録して勝利。さらには20日に期限付移籍での加入が発表されたジェフ・エアーズが13得点16リバウンドと結果を残し、復調の兆しを見せた。
一方の三河も、ここまで4勝12敗で中地区4位と低迷しているものの、天皇杯2次ラウンドではFイーグルス名古屋、名古屋ダイヤモンドドルフィンズを撃破。リーグ戦では現在1試合平均失点が85.7とB1ワーストだが、1日の名古屋D戦では相手を59得点に抑えるディフェンス力を発揮し、ファイナルラウンドへコマを進めた。また、滋賀と同様にバイウィーク中に新外国籍選手が加入。平均11.3得点7.3リバウンドをマークしていたミッケル・グラッドネスとの契約を双方合意の上で解除し、昨シーズンは三遠ネオフェニックスでプレーしたセドリック・シモンズを獲得した。
今季ロースターを大幅に入れ替えた両者の対戦は非常に楽しみだが、三河は第1戦で得点源のダバンテ・ガードナーを出場停止で欠く。三河はガードナーの穴をシモンズがどう埋めるかが注目であり、得点力不足を他の選手で補うのか、天皇杯での勝ち方を教訓にディフェンスに重きを置くのか、指揮官の采配が気になるところ。
逆に滋賀は、エアーズのインサイドを起点に攻撃を組み立て、そこから高橋、狩野のシューター陣にも得点が生まれればいい形で試合を進められるだろう。ディフェンスでは、より積極的に攻めてくるであろう川村卓也、岡田侑大に警戒を強め、まずは第1戦勝利での連敗脱出を狙いたい。
■ロースター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
齋藤拓実
狩俣昌也
シェーファーアヴィ幸樹
佐藤卓磨
ヘンリー・ウォーカー
中村功平
谷口光貴
ジェフ・エアーズ
高橋耕陽
荒尾岳
狩野祐介
クレイグ・ブラッキンズ
伊藤大司
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
會田圭佑
川村卓也
岡田侑大
長野誠史
森川正明
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
セドリック・シモンズ
加藤寿一
桜木ジェイアール
クリス・オトゥーレ
ダバンテ・ガードナー
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