2020.01.31

三遠ネオフェニックスは西川貴之の活躍が必須、宇都宮ブレックスは強固な守備で河村勇輝の自由を奪いたい

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三遠ネオフェニックスvs宇都宮ブレックス(@浜松アリーナ)
第1戦:2月1日18時5分 第2戦:14時5分

 “河村勇輝フィーバー”に湧いている三遠ネオフェニックスだが、現在チームの結果は9連敗と結果がついてきていない。前節の新潟アルビレックスBB戦では第1クォーターでいきなり12点のビハインドを背負ったが、一時は計24得点を挙げた河村の4点プレーで2点差まで詰めた。しかし、勝負どころで得点を奪えずに80-89でタイムアップ。初スタメンの河村の活躍に加え、ロバート・ドジャーが23得点を挙げたが、リバウンド数、ペイント内の得点で差がつきインサイドを支配されてしまった格好だ。

 今節の相手は宇都宮ブレックス。その宇都宮は前々節終了時点では東地区2位に陥落したが、アルバルク東京との直接対決を制して再び首位に躍り出た。1月26日の大阪エヴェッサ戦勝利で天皇杯からの悪い流れを断ち切ると、A東京戦では最大15点リードを奪い74-64で勝利。相手のシュートミスに助けられた部分もあったが、点差を迫られてもライアン・ロシター渡邉裕規比江島慎らが効果的に3ポイントシュートを沈めて振り切り、リバウンドでも計15本のオフェンスリバウンドをもぎ取って上回った。

 遠藤祐亮は復帰後の4試合中3試合でスターターに名を連ね、そのいずれの試合で25分以上プレーしている。あとはスタッツがついてくれば完全復活と言えそうだ。また、昨年9月からインジュアリーリストに登録されていた栗原貴宏の同リスト抹消も発表され、チームは上向き傾向にある。

 第13節の対戦では宇都宮が三遠に連勝。シーズン序盤のように再び連勝を伸ばしたい宇都宮は、勢いに乗る河村に“プロの洗礼”を浴びせるくらいハードなディフェンスを披露して三遠を圧倒したい。キャプテンの鈴木達也が引き続き欠場の可能性が高い三遠は、負ければ10連敗。西川貴之が前回の宇都宮戦で今季最多の24得点をマークする活躍を見せているだけに、再び西川がスコアを重ねられるかに注目だ。

■ロースター
・三遠(ヘッドコーチ:河内修斗)
ロバート・ドジャー
デビン・イーバンクス※インジュアリーリスト
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明
太田敦也
柳川龍之介
岡田慎吾
ダシルバヒサシ
西川貴之
鈴木達也
菅野翔太
ミッケル・グラッドネス
ヴィアチェスラフ・クラフツォフ
河村勇輝※特別指定

・宇都宮(ヘッドコーチ:安齋竜三)
田臥勇太※インジュアリーリスト
ジャワッド・ウィリアムズ
ジェフ・ギブス
比江島慎
テーブス海※特別指定
遠藤祐亮
竹内公輔
田原隆徳
渡邉裕規
山口颯斗※特別指定
鵤誠司
橋本晃佑
ライアン・ロシター
栗原貴宏
山崎稜
喜多川修平

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