2025.01.12
1月11日、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン」のB1リーグ第17節が開催され、中地区2位のアルバルク東京が、同5位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの第1戦に敗戦。試合後のコメントをクラブが公式サイトをとおして伝えている。
ホームの国立代々木競技場 第二体育館での試合に臨んだA東京は、21-27で第1クォーターを終えると、その後は最大27点のビハインドを背負うなど苦しい展開となり、最後は61-78で黒星。リーグ戦で5連敗を喫したA東京は、20勝9敗の戦績となった。
この試合でチーム最多の13得点を挙げたセバスチャン・サイズは、「今日は本当に自分たちのプレーが全くできなかった試合でした。相手は非常にアグレッシブにプレーし、自分たちは試合の入りからそうではありませんでした。私たちはどうすればいいのかしっかり考えなければいけません。チーム全体で調子が良くないので低迷してしまっていますが、そこを一刻も早く改善することが必要です」と悔しい敗戦を振り返る。
「水曜日(1月8日開催)の天皇杯(千葉ジェッツに75-70で勝利)では自分たちらしいプレー、良いプレーができていましたが、それが今日のゲームに繋げられませんでした」
そう語ったのはチームを支えるベテランビッグマンのライアン・ロシター。天皇杯ではベスト4まで勝ち残ったもののリーグ戦では連敗継続となり、第2戦に向けては「いかにタフにプレーして、この負けを跳ね返すぐらいの気持ちで取り組めるか。必ず勝ちたいです」と意気込んだ。
また、「戦う姿勢、エナジーレベルが完全に足りなかった」と敗因を語ったデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、「今、HCとして言いたいことは“チャンピオン”というのを一切口にしない、考えることをしないことです。とにかく今我々がすべきことは、次の40分間のことだけ。次の40分でいかに自分たちのプレーをするか、いかにチームに貢献してなんとしても勝利をもぎ取ることができるか。それだけを考えること。そう選手にも話しました」と目の前の“1勝”に集中すると断言した。
ホームで完敗を喫したアドマイティスHCは、「ゲームが終わってロッカールームに戻るとき、ファンの皆さんの『TOKYO!』コールが聞こえました。それを聞いて、心の中で“自分を恥じる”という気持ちが湧きました。私は自分の仕事を十分に果たせなかったのかもしれない。もっとプッシュすべきだったのかもしれません。時にはそのような厳しい姿勢が必要です」と指揮官としての責任についても触れた。
「私がコーチです。私はコーチとしてチームの勝利や結果について責任を負います。ですから今日ファンの皆さんにお見せしてしまったものについて、お詫び申し上げます。明日は違った姿をお見せします。このような恥ずかしい負け方をしたにも関わらず、変わらず声援を送って下さったファンの皆さんのサポートに、しっかりとエナジーで応えたいと思います」
ファンの声援に応え、なんとしてもホームで連敗を止めたいA東京。一方、上位進出を目指して連勝を伸ばしたい名古屋D。両チームの第2戦がどのような結果になるのか注目だ。
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