B2福井の木村圭吾は契約満了で移籍…元スラムダンク奨学生、今季1試合平均12.8得点の24歳SG

福井で高い得点力を見せた木村は契約満了で退団が決定した［写真］＝B.LEAGUE

　5月21日、B2西地区の福井ブローウィンズは、木村圭吾との契約満了を発表した。木村は移籍先が決定しており、自由交渉選手リストには公示されず後日移籍先クラブから発表される。

　東京都出身で現在24歳の木村は、188センチ82キロのシューティングガード。八王子学園八王子高校からスラムダンク奨学生として渡米し、アメリカのセントトーマスモアプレップスクール、セントジョセフ大学へと進学すると、2021年に新潟アルビレックスBBに加入した。2023－24シーズンから群馬クレインサンダーズに移籍し、今シーズン開幕前に福井に加入するとB2リーグ戦で59試合に出場し、キャリアハイの1試合平均12.8得点をマークするなど高い得点力を見せた。

　木村はクラブ公式サイトを通し、以下のようにコメントしている。

「この度福井ブローウィンズを退団することになりました。今シーズンたくさんの応援、本当にありがとうございました。むーさん、そしてファンの皆さんをB1に昇格させることができず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。1年前、福井に来る決断をするのにたくさん悩んでいたのを思い出しますが、福井に来て皆さんと一緒に戦えたこの1年は120パーセント間違いじゃなかったし、来てよかったと自信を持って言えます。最高で大好きなチームメートとファンの皆さんと過ごせたこの1年は自分にとって最高の時間になりました。チームを離れることになりますが、またどこかで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。改めてこの1年本当にありがとうございました！」