2025.05.28

福島がジュフ・伴馬を獲得…ワン・ウェイジャとは交渉実らず複数年契約解除で退団へ

複数年契約を解除し福島から退団が決定したワン・ウェイジャ[写真]=B.LEAGUE
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 5月28日、B2東地区の福島ファイヤーボンズは、鹿児島レブナイズから帰化選手のジュフ・伴馬と2025-26シーズンの新規契約合意を発表した。同時にワン・ウェイジャと結んでいた複数年契約を双方合意の上で解除し、同日付けで自由交渉選手リストに公示したことを発表した。

 セネガル共和国出身で現在31歳の伴馬は、198センチ95キロのパワーフォワード。2010年に宮崎県の延岡学園高校へ留学生として入学し、主力としてインターハイとウインターカップ2連覇に大きく貢献した。高校卒業後拓殖大学へ進学し、2017年に川崎ブレイブサンダースへ入団。その後岩手ビッグブルズを経て2021年に八王子へ加わり、2022-23シーズンから八王子でプレーし、日本国籍(帰化)を取得した。今シーズンは鹿児島レブナイズでプレーし、B2リーグ戦で全60試合に出場。1試合平均7.9得点4.3リバウンドをマークした。

 ジュフは今回の契約を受けて、クラブ公式サイトを通し次のようにコメントしている。

「福島ファイヤ―ボンズのファン・ブースターの皆さんこんにちは。この度、ファイヤーボンズに入団させていただくことになりましたジュフ・伴馬です。まず新しいチャレンジの機会を与えてくださったチーム関係者の皆様には感謝申し上げます。自分自身が成長して、チームを勝利に導けるように頑張ります。1日でも早く、ブースターの皆さんとお会いできることを楽しみにしています」

 一方、複数年契約を解除となったワンについては、クラブ公式サイトを通し、契約継続に向けて交渉を進めていたが、ワン自身の意向を踏まえて契約解除となったと、今回の経緯を伝えた。

 中国出身で現在25歳のワンは、198センチ104キロのパワーフォワード。中部大学第一高校から名古屋学院大学へ進学し、大学4年時にアジア特別枠として秋田と契約。今シーズン開幕前に福島へ移籍し、B2リーグ戦で46試合に出場。1試合平均6.2得点2.9リバウンドを記録した。

 ワンはクラブ公式サイトを通し「今シーズン応援ありがとうございました!短い間でしたが、福島のみんなに出会って嬉しかったし楽しかったです。まだまだこれからも頑張ります!ありがとうございました!」と、コメントを残した。

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