2025.06.03

野本建吾が古巣の川崎に7季ぶり帰還…今季は群馬で40戦出場「恩返し」誓う

群馬から川崎に移籍する野本健吾[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 6月3日、群馬クレインサンダーズと2024-25シーズン限りで退団することが発表されていた野本建吾が、川崎ブレイブサンダースと2025-26シーズンの選手契約に合意したことを発表した。

 兵庫県出身で現在33歳の野本は、201センチ101キロのパワーフォワード。北陸高校から青山学院大学へと進学し、2015-16シーズンに川崎でトップリーグデビューを果たすと、秋田ノーザンハピネッツを経て、2021-22シーズンから群馬に加入した。群馬在籍4年目の今シーズンは40試合に途中出場し、1試合平均6分31秒のプレータイムで、1.2得点1.0リバウンドの成績だった。
 
 今回の移籍発表に際し、野本は「大学卒業後、このクラブに在籍していた3年間は北さん(北卓也ゼネラルマネージャー)をはじめ沢山の方にお世話になりました。チームに貢献し、勝利をお届けすることがこのクラブ、応援してくださっている皆さんに自分ができる恩返しだと思っています。サンダースファミリーと共に戦えることをうれしく思います。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 また、川崎も2017-18シーズン以来7シーズンぶりに復帰する野本を「長身に加え、常にチームの先頭を走ることのできる圧倒的な走力を強みとしており、川崎ブレイブサンダースが目指す速い展開のバスケットにマッチする」、「フィジカルも強く、外国籍選手を相手に1試合を通して、相手が嫌がるディフェンスを継続できる」と強みを紹介。「常にチームのために何をすべきかを考えてプレーができる選手であり、スクリーンワークでチームメートを生かすプレーを期待しております」と歓迎のコメントを送った。

野本 建吾の関連記事

川崎ブレイブサンダースの関連記事

Bリーグの関連記事