2025.11.26
広島ドラゴンフライズは8月4日、ニック・メイヨの帰化申請が同日付で許可されたことを発表。今後は、Bリーグ登録上の区分を「帰化選手」に切り替えると、クラブ公式サイトを通じて伝えた。
アメリカ出身で今夏に28歳を迎えるメイヨは、206センチ113キロのビッグマン。イースタンケンタッキー大学を経て、2019年に千葉ジェッツでプロデビューを飾ると、翌年にはレバンガ北海道へ移籍することに。2021年からは広島でプレーを続けており、昨シーズンは59試合(先発38試合)の出場で、1試合平均12.0得点5.3リバウンド2.6アシストをマークした。
今回の発表について、メイヨと岡崎修司GM(ゼネラルマネージャー)はそれぞれ次のようにコメントしている。
■ニック・メイヨ
「とても光栄で、本当に感謝しています。プロキャリアをずっと日本で過ごしてきて、これからは日本国民としてプレーできることが楽しみです。日本の文化や人々を愛しています。このような機会をいただけたことに感謝の気持ちを胸に、精一杯頑張ります」
■岡崎修司GM
「このたび、ニック・メイヨ選手の日本国籍取得が正式に許可されましたことを受け、メイヨ選手ならびにご家族の皆さまに心よりお祝い申し上げます。
メイヨ選手は、来日して以来、その卓越したプレーと人格でBリーグを引っ張る存在でした。広島ドラゴンフライズに加入後は持ち前のシュート力と経験を活かし、チームを勝利に導き、コート外では日本の文化をよく知る兄貴分として、またブースターの皆さまに愛される存在として、クラブのBリーグ初優勝に貢献、今後のクラブの発展に欠かせない選手となっています。
メイヨ選手が日本文化を心から愛し、日本の生活に適用し、日本語の習得に真摯に取り組んできた姿勢が今回の帰化という結果に結びついたことをうれしく思います。クラブとしても彼の「日本に貢献したい」という想いを元に、国籍取得まで一緒に歩んでまいりましたが、無事にこのような結果となりとてもうれしく思っています。
今回の帰化により、メイヨ選手が日本代表として活躍する可能性も広がりました。彼の持つ経験と技術、そして日本への愛情が日本バスケットボール界全体の発展にも大きく寄与することを期待しております。
メイヨ選手が広島の地で、そして日本で末永く活躍していただけることを願っています。広島ドラゴンフライズは今後も彼を全力でサポートし、ともにチーム、そして日本バスケットボール界のさらなる飛躍を目指してまいります。ブースターの皆さまにおかれましても、引き続き温かいご声援をお願いいたします」
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