2025.11.26

プロ1年目から来日し帰化を果たしたメイヨが日本代表へ「持てるもの全て尽くしたい」

帰化選手として日本代表へ召集されたメイヨ[写真]=バスケットボールキング
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 11月19日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング22位)が『FIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window1』に向けた直前合宿を公開。広島ドラゴンフライズに所属するメイヨニックがメディアの取材に応じた。

 今年の8月に帰化選手となり、初めて日本代表候補として招集されたアメリカ出身のビッグマンは大学卒業後に日本でスタートさせたプロキャリアを振り返った。「(プロ1年目の)千葉ジェッツの時はコロナでシーズン中断してしまって、2年目のレバンガ北海道の時は(コロナにより)お客さんがいないような状況でプレーして、日本に本当に戻って来れるか分からないような状況っていうのもあったんですけど。そこから広島で長いことプレーして、今こうやって代表チームの一員としてプレーできてるっていうのは、皆さんに感謝です」と、感慨をにじませている。

 在籍5年目を迎えた広島と同じくテンポの速いバスケットを目指す日本代表は「すごくやりやすい」と明言。「(チームのスピード感に)しっかり自分自身ついていくこともできますし、3ポイントも打てるので。ディフェンスのところは、アグレッシブにペイントのところも守れますし、エナジーを与えられればなという風に思ってます」と、自身が日本代表にもたらせるものについても言及した。

 改めて日本の好きなところを聞かれると「本当に全て大好きです。文化も好きですし、みんな礼儀正しいですし、それぞれリスペクトしてますし。あとは食べ物も美味しいですし、文句の付け所がないです」と太鼓判を押した。特に好きな日本食は「寿司、ラーメン、お好み焼き」がトップ3だと笑顔で答えている。

 日の丸を背負うことについても「国民の皆さんが見てますし、応援してくれてるチームなので。このウィンドウで2勝するということがどれだけ大事かも理解していますし、そこで自分の持てるもの全て尽くしたいと思います」と力を込めた。

 日本の文化を愛する28歳のビッグマンが今後日本代表にもたらすものに期待が高まる。

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