2025.10.05

【U18トップリーグ男子】夏王者の鳥取城北が東山との激戦制す…八王子学園八王子は美濃加茂に快勝【10月5日結果】

20得点を挙げた鳥取城北の新美鯉星[写真]=U18日清食品リーグ
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 10月5日、高校バスケットボールの強豪チームが参戦する『U18日清食品トップリーグ2025』男子の部が、北里アリーナ富士(静岡県富士市)で開催された。

 第1試合では、インターハイ王者の鳥取城北高校(鳥取県)が東山高校(京都府)と激突。試合序盤から東山の佐藤凪とウェトゥ ブワシャ エノックを中心に得点を奪われ、14-24の10点ビハインドで第1クォーター終えた。第2クォーターでは点を取り合う展開となり、鳥取城北は大田翔平や永田惺雅らが3ポイントシュートを沈めるも、点差を大幅に縮めることはできず、40-48の8点ビハインドで試合を折り返す。

 第3クォーターでも点の取り合いが続き、鳥取城北は福元源士を中心に得点を重ね、61-67と2ポゼッション差まで迫る。最終クォーターでは、試合時間残り4分4秒で鳥取城北が同点に追いつくと、試合はシーソーゲームにもつれ込んだ。試合時間残り1分50秒には鳥取城北の新美鯉星がゴール下で得点を決め2点リードに。最後はファールゲームに移行するなか、豊村豪仁がフリースローを決め、最終スコア78-75で鳥取城北が連勝数を「3」に伸ばした。

 勝利した鳥取城北は、新美が20得点、フィリモン ホムタワ タルモンが18得点25リバウンド3ブロックとダブルダブルを達成、福元が15得点6リバウンド9アシストをマーク。一方、僅差で敗れた東山は佐藤が25得点7アシスト、中村颯斗が13得点7リバウンド、藪元太郎が10得点8リバウンドを挙げている。

 第2試合では、今夏準優勝を飾った八王子学園八王子高校(東京都)が美濃加茂高校(岐阜県)と対戦。試合序盤ではお互い点を取り合う展開となるが、第2クォーターでは八王子学園八王子がニャン セハ セダトや花島大良らを中心に得点を重ね、36-22の14点差で試合を折り返した。後半に入っても勢いは止まらず、照井昇太朗の得点を皮切りに17-0のランを炸裂させると、63-27と大量リードで最終クォーターへ。その後も八王子学園八王子は安定した試合運びをみせ、最終スコア85-55で勝利を収めた。

 大会2連勝となった八王子学園八王子は、花島が25得点7リバウンド4スティール、セダトが17得点17リバウンド4スティールとベンチスタートながらもダブルダブルを達成、田原龍斗が12得点、照井が11得点をマーク。大差での敗北となった美濃加茂は、渡辺陽翔が19得点、大城執逢が18得点4スティール、奥村輝己が10得点、オラインカ オロラデが3得点20リバウンドを記録した。

■10月4日のトップリーグ男子試合結果
鳥取城北高校 78-75 東山高校
鳥取城北|14|26|21|17|=78
東  山|24|24|19| 8|=75

八王子学園八王子高校 85-55 美濃加茂高校
八王子 |14|22|27|22|=85
美濃加茂|13| 9| 5|28|=55

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