富山が練習生兼アカデミーコーチの葛原大智と契約…「ここからが本当の勝負」

2023－24シーズンは佐賀でプレーした葛原［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　B1西地区所属の富山グラウジーズは10月28日、葛原大智と2025－26シーズンの新規選手契約を締結したことを発表した。

　愛媛県出身で現在29歳の葛原は、189センチ90キロのシューティングガード兼スモールフォワード。福岡大学附属大濠高校から大東文化大学へと進学し、2017－18シーズンに富山の特別指定選手としてBリーグデビュー。その後はレバンガ北海道、ファイティングイーグルス名古屋、佐賀バルーナーズを経て昨シーズンに富山に戻り、練習生兼アカデミーコーチとして活動していた。

　新戦力を迎えた富山では、前日に野﨑由之が練習中の負傷で全治8～10カ月の右膝前十字靭帯損傷と診断され、インジュアリーリスト入りしている。

　再びBリーグのコートに戻る葛原は、以下のように意気込みを寄せている。
　
「この1年3ヶ月、練習生として過ごし、自分の価値を見失いかけた日もありましたが、最後の一線だけは越えず、ここまできました。どんな時も味方で居てくれた家族の存在が自分を立ち上がらせてくれましたし、苦しい自分を信じ続け、背中を押し続けてくれたアカデミースタッフの竹原さん、そして色んな方面でサポートし続けてくださった方々の応援が自分の光でした。この1年3ヶ月は、自分を壊し、自分を作り直す時間でした。この時間があったからこそ、自分と真正面から向き合い、周りの人の支えがあって今の自分がいる感謝の気持ちと、どんな時でも最後までやり続ける覚悟を学ぶ事ができました。

　富山グラウジーズの一員として戦えること。それは自分にとって、何よりの誇りです。ここからが本当の勝負ですし、スタートラインだと思います。自分を信じてくれた全ての方々に、コートで結果をお見せできるように常に準備を怠らず、チームの為に闘います。応援よろしくお願いします」

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