2025.10.30
10月29日、B1東地区のアルティーリ千葉に所属する大塚裕土が、来年5月に閉幕する2025-26シーズン限りで現役を引退することを発表した。
北海道出身で現在38歳の大塚は、188センチ87キロのシューティングガード。地元の東海大学付属第四高校(現東海大学付属札幌高校)から東海大学へと進学し、2010年に当時JBLのリンク栃木ブレックスの下部組織であるTGI・Dライズでキャリアをスタートした。2012-13シーズンにはbjリーグのドラフトを経て宮崎シャイニングサンズへ加入。2013年から2016年にかけては秋田ノーザンハピネッツでキャリアを重ねた。
Bリーグが開幕した2016年以降は、サンロッカーズ渋谷、富山グラウジーズ、川崎ブレイブサンダースといったB1クラブを渡り歩き、2021-22シーズンから当時B3に新規入会したA千葉へ電撃移籍。B2での2年連続ベスト3P成功率賞というコート内での活躍はもちろん、キャプテンとしてチームのB2昇格、B1昇格に大きく貢献してきた。
今年5月の「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」では、悲願のB1昇格を決めコート上で涙。今シーズンの契約が発表された際には、「在籍5年目になり、チームやクラブの土台も少しずつ固まってきた中でB1にチャレンジできる2025-26シーズンがとても楽しみです!自分のできることをしっかりと考え、チームに還元し、成果をあげていけるように尽力していきたいと思います」とコメントを寄せていた。
Bリーグ開幕10周年の節目で、また一人バスケ界をけん引してきた選手が第一線から退くことになったが、「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」は今年10月上旬に開幕したばかり。A千葉の歴史を作り上げてきた功労者は、来年5月まで続くシーズンを通じて全国のバスケットボールファンに別れを告げる。
今回の発表に際しての大塚のコメントは以下の通り。
▼大塚裕土コメント
「日頃よりご支援をしていただいている皆様、いつもありがとうございます。
この度、大塚裕土は今シーズンをもって引退をすることを決めました。
プロとして16年間もバスケットボールを出来たこと、本当にありがたいことだなと改めて感じています。
アルティーリ千葉 創設時からキャプテンを任せていただき、このクラブで引退できることにも感謝しております。
これまで関わらせていただいたヘッドコーチ・チームスタッフ・チームメイト・クラブスタッフ・パートナー各社の皆様、そしていつも私のユニフォームを着て応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
最後まで精一杯練習に励み、コートに1秒でも長く立てるように、一本でも多くスリーポイントを決める姿を見てもらえるように走り続けたいと思います。
また、自分の事だけでなくチームメイトのサポートや、アルティーリ千葉というクラブが成長する為にできることは引き続き全力でやっていきます。
そして、今回の引退にあたり真摯にご対応いただいた新居社長、北館GM、代理人の鴨志田さんありがとうございました。
アルティーリが1つでも多く勝ち星をあげ、チャンピオンシップまで届くよう、応援のほどよろしくお願いいたします!」
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