2025.11.25

『インフロニア B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2025』準決勝…王座奪還を目指す北海道U18が決勝進出を決める

王座奪還を目指す北海道U18[写真]=B.LEAGUE
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 11月25日、日環アリーナ栃木(栃木県宇都宮市)で開催されている『インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025』は大会4日目を迎え、レバンガ北海道U18が準決勝で大阪エヴェッサU18と対戦した。

 同大会で北海道U18は、2021年の第1回大会から3連覇を果たすなど好成績を収めてきた。4連覇を狙った昨年の2024年大会では準決勝で千葉ジェッツU18に敗れ、3位に終わり涙を飲んだ。それだけに、王座奪還に向けた今大会にかける思いは強いだろう。
 
 試合は序盤から北海道U18がディフェンスで大阪U18を苦しめ、3ポイントや鋭いドライブなどで得点し第1クォーターを16-6で終える。第2クォーターは得点の取り合いが続く中、ユース育成特別枠でトップチームにも参加している西村優真安藤煌太朗らが得点を重ね、34-23でリードを保ち前半を終了した。

 後半に入ると、ここまで粘り強く勝ち上がってきた大阪U18がじりじりと点差を詰め、第3クォーター残り時間1分26秒には8点差まで迫られる展開に。最終クォーターも点の取り合いが続く中で北海道U18は、木村颯太が左コーナーからこの日3本目となる3ポイントを沈め重たい空気を一掃すると、中川稟太郎が3ポイントで続き、さらに木村がドライブからレイアップを沈めるなど、残り3分32秒で15点差までリードを広げる。北海道U18はその後もディフェンスの手を緩めず、食らいつく大阪U18を66-54で退け、決勝進出を決めた。

 勝利した北海道U18は、木村の17得点を筆頭に中川13得点、安藤が12得点、新田航大が10得点と4選手が2ケタ得点をマークした。

 この試合の結果、北海道U18は準決勝第1試合でサンロッカーズ渋谷U18に勝利した名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18と決勝戦で対戦することになった。

■試合結果
レバンガ北海道U18 66-54 大阪エヴェッサU18
北海道U18|16|18|15|17|=66
大 阪U18|6|17|15|16|=54

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