2025.11.25

名古屋DU18vs北海道U18が決勝へ…『インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025』で4度目の対戦

名古屋DU18の若野(左)と北海道U18の安藤[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 11月22日から26日にかけて日環アリーナ栃木(栃木県宇都宮市)で行われている『インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025』は、25日に大会4日目が行われ、決勝進出クラブが確定した。

 BリーグU18の40クラブがエントリーし、トーナメント方式で優勝を争うこの大会は、強豪クラブが順当に勝ち上がりを見せた。

 2年連続優勝を狙う名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18は、初日22日に越谷アルファーズU18を78-50で、23日には仙台89ERSU18を80-58で破り順調に勝ち進んだ。

 名古屋DU18でキャプテンを務める若野瑛太は、ユース育成特別枠でトップチームにも参加する注目の選手で、24日の横浜ビー・コルセアーズU18戦では第2クォーターだけで6本の3ポイントを決める活躍を見せチームをけん引し、84-62で破りベスト4へ進出した。準決勝ではサンロッカーズ渋谷U18と対戦。若野はここでも輝きを見せ18得点を挙げ、ディフェンスでも2ブロックを記録するなど勝利に貢献した。

 一方で決勝まで駒を進めたのはレバンガ北海道U18。2021年の第1回大会から3連覇を果たしたが、昨年は準決勝で千葉ジェッツU18に敗れ涙を飲んだ。今大会は王座奪還を目指す戦いとなり、初日はアルバルク東京U18を62-42で、23日にはライジングゼファー福岡を77-68で破った。

 準々決勝の滋賀レイクスU18戦は前半で15点のビハインドを背負う展開を強いられる。それでも諦めず、ユース育成特別枠でトップチームに参加する、安藤煌太朗西村優真を中心に反撃を開始。第3クォーター終了時点で3点差まで詰め寄ると、中川稟太郎がこの日7本の3ポイントを沈める活躍を見せ、84-73で逆転勝利でベスト4に進出した。準決勝の大阪エヴェッサU18戦でも、4選手が2ケタ得点をマークするバランスの良さを見せ、66-54で勝利を収め、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
 
 この2クラブが同大会決勝で対戦するのは、2大会ぶり4度目となる。これまで2021年の第1回大会から2023年の第3回大会まで3度対戦しており、北海道U18が3連覇を果たした。2024年大会を制し2連覇を狙う名古屋DU18か、王座奪還を目指す北海道U18か、注目の1戦は26日13時00分に戦いの火ぶたが切って落とされる。

若野 瑛太の関連記事

名古屋ダイヤモンドドルフィンズの関連記事

国内の関連記事