2025.11.26

『インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025』決勝…ライバル対決を制し名古屋DU18が連覇達成

名古屋DU18は北海道U18との決勝戦を制し大会2連覇を達成した[写真]=B.LEAGUE
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 11月26日、日環アリーナ栃木(栃木県宇都宮市)で行われている『インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2025』は大会最終日を迎え、決勝戦が行われた。

 決勝の舞台まで駒を進めたのは、昨年大会のチャンピオンで2連覇を狙う名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18と、2021年大会から3連覇を果たした功績を持ち王座奪還を目指すレバンガ北海道U18。同大会の決勝戦でこの両クラブが相まみえるのは今回で4回目で、B.LEAGUE U18史上最大のライバル対決となった。

 第1クォーターは点の取り合いが続き、2クォーター序盤には名古屋DU18がビハインドを背負う展開に。それでもユース育成特別枠でトップチームにも参加している若野瑛太が、前半だけで5本の3ポイントを沈めリズムを掴み逆転に成功。さらに第2クォーター終了間際には小川莞大が3ポイントのブザービーターで突き放し、46-32と名古屋DU18がリードを広げ前半を終了した。

 後半に入ると名古屋DU18は、佐藤駿の連続得点や春田結斗と小川の3ポイントで差を広げ、6分34秒に59-38となったところで北海道U18がたまらずタイムアウトを取る。それでも名古屋DU18の3ポイント攻勢は止まらず、春田が2連続で3ポイントを沈め一気に突き放し、第3クォーター途中にはこの試合最大の26点差をつけた。
 
 最終クォーターには、若野が足をつりベンチへ下がる姿も見られ、この激闘の5日間を物語った。北海道U18も西村優真らが得点し最後まで追い上げを見せたが、第2クォーターにリードを奪った名古屋DU18が88-71で勝利。大会2連覇を達成した。個人スタッツに目を向けると、若野が27得点、小川が24得点、佐藤駿が14得点、春田が12得点、川邊蒼侑が11得点とそれぞれが活躍し、チーム力の高さを見せつけた。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18 88-71 レバンガ北海道U18
名古屋DU18|21|25|33|9|=88
北海道U18|19|13|24|15|=71

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