2025.11.28

2023W杯以来の日本代表招集…原修太「短い時間でしっかりと相手にストレスを与えられるプレーを」

ディフェンスで貢献することに自信を見せた原修太[写真]=バスケットボールキング編集部
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 11月27日、男子日本代表は翌28日に開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window1」へ向けた前日練習をGLION ARENA KOBEで公開。練習を終えたメンバーが囲み取材に応じた。

 足の故障や左手の骨折などもあり、『FIBAワールドカップ2023』出場以来の代表招集となった千葉ジェッツはの原修太。2024-25シーズンで自身2度目となるBリーグベストディフェンダー賞を受賞するなど、ディフェンスのスペシャリストとしてキャリアを歩んでいる。

 日本代表での役割について「千葉Jとは違って長い時間をプレーする予定ではないので、短い時間でしっかりと相手にストレスを与えられるプレーをしていきたいと思います」と答え、明確なビジョンを見据えた。世界大会の舞台でもフィジカルの強さを誇る原は、最初の相手となるチャイニーズ・タイペイ戦については、「フィジカルというよりもスピードがありますし、0番(ベン・ソンリン)と9番(レイ・チェン)は3ポイントも得意なので、そこを抑えなければ厳しい戦いになると思います。馬場(雄大)選手もいますしそこをしっかりと抑えたいです」と、ディフェンスのポイントを強調した。

 Bリーグでは外国籍選手を相手にしても臆することなくディフェンスを見せる原。チャイニーズ・タイペイ戦では“相手のガードを守る”ことがメインの仕事か、を問われると「相手のガードが注目されてますけど、試合流れで得点を決めている選手がいたら、そこを相手抑えたい。試合前のミーティングで決まると思う」と、どんな相手でも立ち向かう姿勢を見せた。

 この合宿期間中では「(安藤)誓哉(横浜ビー・コルセアーズ)さんとよく席が隣になったので、彼のバスケに対する姿勢だったりとかはすごくいい刺激になりました」と語り、短い期間で得たものがあった様子。千葉Jではバイスキャプテンも務める原は、日本代表でもベテランとして泥臭くチームに貢献する姿を見せるだろう。

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