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岩手のテヒチが怪我から復帰…インサイド支えたヒルズマンは東京Zへ

(左から)復帰したテヒチ、退団するヒルズマン[写真]=B.LEAGUE
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 B2東地区所属の岩手ビッグブルズは12月19日、マルコ・テヒチをインジュアリーリスト(IL)から抹消したことを発表した。

 セルビア出身で現在30歳のテヒチは、211センチ110キロの体格を誇るセンター。右足関節外果骨折により11月5日からILに登録されていたが、約1カ月の治療期間を経て、待望の戦線復帰を果たすこととなった。岩手は現在8勝16敗で東地区5位と厳しい状況だが、テヒチ復帰が反撃の追い風となるか。

 また、同日付でジェイシー・ヒルズマンとの契約解除も発表された。アメリカ出身で現在29歳のヒルズマンは、200センチ98キロのセンターとしてテヒチの負傷離脱期間中に加入。献身的なプレーでチームを支え、次の移籍先は2024-25シーズンで在籍していたB3のアースフレンズ東京Zと決定している。

 今回の発表に際し、ヒルズマンはクラブを通じて「このような機会をいただき、本当にありがとうございました。心から感謝しています。岩手ビッグブルズのクラブ、ファンの皆さんに対して、本当に良い印象しかありません。これからのシーズンでの活躍も心から祈っています」とコメント。

 岩手の水野拓哉代表取締役社長は「在籍期間は限られていましたが、ジェイシーは常に前向きな姿勢でチームに向き合い、コート内外を問わず、チームのために全力を尽くしてくれました。その真摯な姿勢と明るい人柄は、チームに良い雰囲気をもたらし、多くの選手・スタッフにとって大きな刺激となりました。プレーだけでなく、日々の取り組みや振る舞いを通して、常にチームを優先し、エゴを出すことなく、彼の笑顔は多くの人をつなぐ架け橋となってくれました。新たなステージを古巣で迎えるジェイシー。さらなる活躍を期待せずにはいられません。また笑顔で握手できる日を楽しみにしています!本当にありがとうございました」と、感謝の意を表している。
 

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