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『たぎりワード大賞2025』千葉J・田代直希が受賞…島田慎二氏が連勝した代表戦を振り返り

『島田のマイク』第267回では『たぎりワード大賞2025』を発表
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 12月18日、島田慎二氏(JBA会長/Bリーグチェアマン)のポッドキャスト番組『島田のマイク』第267回が配信。11月28日、12月1日に行われた『FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選 Window1』での日本男子代表の連勝や、『バスケ界 たぎりワード大賞 2025』の発表について語った。

 ホーム&アウェーで開催されたチャイニーズ・タイペイとの対戦は日本代表が2連勝を収めた。本来VIP席で観戦するのがJBA会長としての立ち位置だが、チームのベンチ近くで島田氏が試合に一喜一憂する様子がテレビに映り込んだことについて「(関係者には)国際試合があるたびに伝えて、だんだんそういう(現場で一緒に戦う)キャラなのねということをわかってもらえるようにしていきたい」とスタンスを明確にした。

 島田氏は「渡邊雄太選手が戻ってきて2023年(ワールドカップ)のような雰囲気もあって、いい緊張感で。これはやれるぞという感じはあった」「やはりアウェー(台北開催)というのは難しいなというのを痛感しましたよね。よく勝ってくれましたよ」と振り返り、「こういうゲームをすることで、だんだん強くなっていく」と日本代表の成長に期待を示した。

 番組本編では、過去最多となる計500件近くの応募が集まった『バスケ界 たぎりワード大賞 2025』の受賞ワードが発表された。大賞に選ばれたのは田代直希千葉ジェッツ)のプレーを表現する「ココロ、たしる」だ。Bリーグパーパス「ココロ、たぎる。」からインスパイアされファンが生み出したもので、田代がチームに貢献するプレーをした時に使われるようになった。

 他にも「ここにも田代、あそこにも田代」「全ての田代に意味がある」など、献身性を称えるワードがいくつも寄せられた。島田氏は「なにか言葉を作りたくなるようなプレーというのが、田代選手にあるんでしょうね」と、ファンの共感を集めるプレースタイルを評価した。

 その他にも、福島ファイヤーボンズのライアン・マルシャンヘッドコーチが連勝を続けるチームの選手を労わる気持ちで月曜・火曜と連休を与える意味で発言する「See you Wednesday」、長崎ヴェルカに加入したスタンリー・ジョンソンへのリスペクトを込めた「俺たちのスタジョン」、仙台89ERSのダン・タシュニーヘッドコーチが掲げるチームスローガン「ダンダンよくなる」、千葉ジェッツのマスコット・ジャンボくんが自らエントリーした「るん♪」などが紹介された。

「それぞれのクラブやファンの中のコミュニティの盛り上がりが、今の世の中を表現してますよね」と、島田氏はユニークなワードが年々増えていく状況を分析した。

 今回のエピソードでは、レゴ認定プロ・マスタービルダーの佐藤慧介氏が2万3000個のブロックを使い140時間かけて制作した『レゴ®ブロック横浜アリーナ』の話題や、島田氏が再開したnote投稿の意義などについても語った。

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