2025.09.05
1月12日、国立代々木競技場第一体育館で『第101回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会』の決勝が行われ、アルバルク東京が14大会ぶり3度目となる優勝を果たした。シーホース三河は10年ぶりの戴冠まで一歩届かず。過去に4度優勝経験がある石井講祐は、64-72という結果を冷静に受け止め、「僕らもまだレベルを上げていかなきゃいけない」と前を向いた。
タイトルがかかる大一番で、三河は3ポイント成功率18.5パーセント(5/27本)と苦しみ、2ポイント成功率も今大会では最低の50パーセントに終わった。石井は「調子が良くなかったわけじゃないですし、封じられたって感じでもないんですけど、僕も含めチームで決めきれなかったっていうところだと思います。誰か1本でもきていれば流れは変わったと思うんですけど、そこをアルバルクさんが決めきってきたという差が大きいなと思います」と振り返った。

[写真]=兼子愼一郎
特に得点面で注目された今大会の自身のプレーについて問われると、「三河には他にケアしなきゃいけない選手がたくさんいるので、その中で空いたところを決めきれただけだと思っているんです。なので『自分の力を示したぜ』とか、あんまりそういう感覚はなくて。自分の役割の中でディフェンスだったり、ルーズボールだったりを頑張ってやってた中で、いい流れの中で得点を取れたのかなという感じなので」と冷静に分析。自身のパフォーマンス以上に、今大会を通してチームで積み上げてきたものに手応えを感じているという。

[写真]=兼子愼一郎
Bリーグが誕生した2016年以降は主要タイトルから遠ざかっているなか、今大会で示した“戦う姿勢”は三河が追い求めてきた基準にもなる。「そういうのを残していければ、たとえ選手やコーチが入れ替わったとしても、シーホースに強い文化が長く根付いていくと思うので、そういう目線で僕らも何かを残していければと思います」と石井は話す。
頂点には届かなかったが、ポジティブな収穫も得た6日間。三河はステップアップする大きなキッカケをつかみかけている。
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